女子テニスツアーのシティ・オープン女子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は2日、シングルス準決勝が行われ、
奈良くるみ(日本)が
M・イラコビッチ(ニュージーランド)を0-6, 6-4, 6-4の逆転で下し、大会初の決勝進出を決めた。
この試合、奈良くるみはファーストサービスが入った確率が75パーセントとし、イラコビッチのサービスゲームを5度ブレークに成功して2時間6分で決勝進出となった。
奈良くるみは決勝で、第2シードの
E・マカロバ(ロシア)と第6シードの
S・クズネツォワ(ロシア)の勝者と対戦する。
今大会で奈良くるみは、1回戦で第7シードの
M・キーズ(アメリカ)、2回戦で
Z・ディアス(カザフスタン)、準々決勝で
K・ムラデノヴィック(フランス)を下しての勝ち上がりで、そして今回イラコビッチに勝利して大会初の決勝進出となった。
《奈良くるみ準々決勝の記事はこちら》奈良くるみは2月のリオ・オープン女子で、WTAツアー初優勝を飾った。今回はリオ・オープン女子以来の決勝進出で、ツアー2勝目に王手となった。
《奈良くるみ優勝の記事はこちら》また奈良くるみは、今大会のダブルスに
桑田寛子(日本)と組んで出場しており、決勝で第2シードの
青山修子(日本)/ G・ダブロウスキ(カナダ)組との日本人対決に敗れるも、準優勝を飾った。
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