男子テニスツアーのキャンベル殿堂テニス選手権(アメリカ/ニューポート、芝)は13日、男子シングルス決勝が行われ、元王者で第3シードの
L・ヒューイット(オーストラリア)が第2シードの
I・カルロビッチ(クロアチア)を6-3, 6-7 (4-7), 7-6 (7-3)のストレートで下し、今季2勝目、キャリア30勝を達成した。
この試合、ヒューイットはファーストサービスが入った時に89パーセントと高い確率でポイントを獲得し、カルロビッチから4度のブレークに成功して2時間30分の激戦を制した。
両者は6度目の対戦となり、ヒューイットはカルロビッチに2勝4敗とし、これまで芝で3連敗していたが初勝利となった。
また、同日シングルス決勝終了後にダブルス決勝が行われ、
C・グシオネ(オーストラリア)と組んで出場しているヒューイットは
J・アーリック(イスラエル)/
R・ラム(アメリカ)組に7-5, 6-4のストレートで下し、同大会2冠を達成した。
ヒューイットは今季1月に行われたブリスベン国際男子で準決勝で
錦織圭(日本)、決勝で
R・フェデラー(スイス)を下し約3年半ぶりに優勝している。
《ヒューイット ブリスベン国際優勝の記事はこちら》元世界ランク1位のヒューイットは現在33歳、同ランクは43位。2012年には故障によりランキングを200位台に落としていたが再び40位台に戻ってきている。16歳でツアー初優勝を果たしプロ転向17年目でキャリア30勝を達成したヒューイットの今後の活躍に期待したい。
■関連記事■ ・ヒューイット 初優勝に王手・故障を克服した28歳が初優勝・第1シードが準決勝で敗退・昨年覇者の第7シード 2連覇逃す
■関連動画■ ・"戦争をやめてテニスをしよう"慈善活動を行うクレシを特集!・フェデラーが得意の芝で連覇達成!