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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は6日、男子シングルス決勝が行われ、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第4シードのR・フェデラー(スイス)を6-7 (7-9), 6-4, 7-6 (7-4), 5-7, 6-4のフルセットで下し、大会3年ぶり2度目の優勝とグランドスラム7勝目あげた。そして大会後に発表される世界ランキングでは、2013年9月以来の世界ランク1位に返り咲くことが確定している。
両者は過去に34度対戦しており、今回が35度目の顔合わせとなった。ジョコビッチはフェデラーとの対戦成績を17勝18敗とした。
ジョコビッチとフェデラーは、2012年のウィンブルドン準決勝でも対戦しており、その時はジョコビッチがフェデラーに敗れていた。
また、両者がグランドスラムの決勝で対戦するのはこれが2度目となり、最初の対戦は2007年の全米オープンでこの時はフェデラーが勝利している。
この試合、ジョコビッチは第1セットをタイブレークの末にフェデラーに先制を許すも、第2セットの第3ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント6-4で追いつく。
第3セットはこの試合2度目のタイブレークとなり、先にミニブレークに成功したジョコビッチがタイブレークを7-4で制した。
第4セットでは、第4ゲームから両者ブレーク合戦が続いた。このセット、ジョコビッチがゲームカウント5-2と大きくリードし、チャンピオンシップポイントを握るも、ここをフェデラーにしのがれる。ここから5ゲーム連取されたジョコビッチはこのセットを5-7で落とす。
勝敗の行方はファイナルセットへと持ち込まれ、長いラリーと緊張感が続く中、第10ゲームでブレークに成功したジョコビッチが、ゲームカウント6-4で優勝をおさめた。
ジョコビッチは、過去の同大会で2010年にベスト4、2011年に優勝、2012年にベスト4、昨年は準優勝となっている。2011年に優勝した時は決勝でR・ナダル(スペイン)を下して大会初優勝を飾っており、昨年は2度目の優勝を狙うも決勝でA・マレー(英国)に敗れて準優勝に終わっていた。
今回はこの芝で3年ぶり2度目のタイトル獲得を果たした。
現在世界ランク2位のジョコビッチは今回優勝したことにより、大会後に発表される世界ランキングでは、現在1位のナダルを抜いて2013年9月以来の1位に返り咲くことが決まっている。
一方、敗れたフェデラーは、過去のウィンブルドンで2003・2004・2005・2006・2007年の5連覇、そして2009・2012年の2度タイトルを獲得しており、同大会では実に7度の優勝を誇っていた。今回は大会8度目の優勝と、グランドスラム最多18勝目を狙うも、ジョコビッチに阻まれることとなった。
また、フェデラーも今回の活躍により、大会後に発表される世界ランキングでは同胞のS・ワウリンカ(スイス)を抜いて3位に浮上することが確定しており、スイス人トップの座に返り咲くことになる。
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