男子テニスの国別対抗戦デビスカップ ファイナルズ(イタリア/ボローニャ、ハード)は日本時間24日(現地23日)、決勝が行われ、イタリアがスペインを2勝0敗で破り、54年ぶりとなる大会3連覇を達成した。
>>【動画】54年ぶり快挙!デ杯3連覇達成し抱き合うイタリアチーム<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<同大会は8ヵ国(イタリア、オーストリア、フランス、ベルギー、スペイン、チェコ、アルゼンチン、ドイツ)が世界一の座をトーナメント形式で争う。試合はシングルス2試合とダブルス1試合で争われ、先に2勝した方が勝利となる。
準決勝でイタリアはベルギーを、スペインはドイツを下し決勝に駒を進めた。
今大会、イタリアは世界ランク2位の
J・シナー(イタリア)と同8位の
L・ムセッティ(イタリア)、スペインは同1位の
C・アルカラス(スペイン)と同14位の
A・ダビドビッチ フォキナ(スペイン)、という国内の1番手と2番手がメンバー入りしていない中で決勝に進出しており、両国の層の厚さが際立つ大会となった。
この日行われた決勝、シングルス第1試合には世界ランク56位の
M・ベレッティーニ(イタリア)と同89位の
P・カレノ=ブスタ(スペイン)が登場。ベレッティーニは13本のサービスエースを放ち、1度もブレークポイントを与えることなく6-3, 6-4のストレートで下し、イタリアの勝利に王手をかける。
続く第2試合のシングルスでは、世界ランク22位の
F・コボッリ(イタリア)と同36位の
J・ムナル(スペイン)が対戦。コボッリは第1セットを1-6で落とし、第2セットの立ち上がりでもブレークを許したが、その後2度のブレークを果たし1セットオールに追いつく。迎えたファイナルセットでは互いに譲らずキープ合戦となるも、コボッリが終盤の第11ゲームでブレークに成功しそのまま勝利を収めた。
これにより、第3試合のダブルスを待たずしてイタリアの優勝が決まり、1971年のアメリカ以来の快挙となる54年ぶりの大会3連覇を達成した。
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