男子テニスの横浜慶應チャレンジャー国際テニストーナメント 2025 supported by 三田興産(日本/横浜、ハード、ATPチャレンジャー)は22日、シングルス準決勝が行われ、第8シードの
内田海智が予選勝者で世界ランク469位のI・マルコンデス(ブラジル)を6-4, 6-2のストレートで下し、チャレンジャー大会で約3年5ヵ月ぶり3度目の決勝進出を果たした。試合後の会見で内田は次の決勝について「僕にとってリベンジマッチ」と語った。
>>坂本 怜vs内田 海智 決勝 1ポイント速報<<>>【組合せ・賞金一覧】坂本 怜、内田 海智ら 横浜慶應チャレンジャー<<>>テニス365 運営メンバー募集中!<<31歳で世界ランク288位の内田が同大会に出場するのは3年ぶり6度目。最高成績は2022年のベスト8となっていた。
今大会は1回戦で世界ランク366位の
チョン・ヒョン(韓国)、2回戦で予選勝者で同902位の
田口涼太郎を下し8強入りすると、準々決勝では第1シードの
錦織圭に6-2, 6-2のストレートで快勝し準決勝に駒を進めた。
28歳のマルコンデスとの顔合わせとなった準決勝、内田は10本のサービスエースを決めファーストサービス時に86パーセントの確率でポイントを獲得。相手に1度もブレークを与えず、リターンゲームでは3度のブレークに成功し、1時間2分で決勝進出を果たした。
内田がチャレンジャー大会で決勝に進出するのは、優勝した2022年6月のオエイラス・オープン3(ポルトガル/オエイラス、クレー、ATPチャレンジャー)以来、約3年5ヵ月ぶり3度目。
今大会、絶好調の内田は試合後の会見で準決勝を振り返った。
「今までにない感覚が続いています。何をしても入る感覚って昨日(の準々決勝後の会見で)言ったと思うんですけど、それが大会を通して続いているというのはすごく珍しいです」
「何よりもサーブが重要な場面でことごとく入ってくれているので、キープ率が非常に高いですし、なおかつリターンも良いし、全てボールが入ってくれているので、正直今日の試合は負ける気がしなかったです」
内田は決勝で3度目のチャレンジャー大会制覇をかけ、第2シードの
坂本怜と対戦する。坂本は準決勝で世界ランク348位の
サンティラン晶を下しての勝ち上がり。
内田と坂本は昨年11月の四日市チャレンジャー(日本/四日市、ハード、ATPチャレンジャー)の準々決勝で1度対戦しており、このときは坂本が勝利している。
内田は坂本戦に向け「去年ちょうどこの時期に僕は負けています。彼に負けて去年の(全ての)大会を終えました。今年もこれでツアーが最後になるので、そうはさせたくないです。これは僕にとってリベンジマッチなので、今最も勢いのある選手と言っても過言ではないですし、彼に勝って優勝できれば最高の1年になると思うので、そういう楽しみも持ちながら明日挑みたいなと思います」と意気込みを語った。
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