男子テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は23日に初日を迎えるが、大会開幕へ向けて22日に前年度覇者の
A・マレー(英国)が会場で記者会見に臨み、現在の心境を語った。
テニス選手の間でも話題となっているのがサッカーのワールドカップだが、祖国イングランドが早々にグループリーグ敗退が決まってしまい、更に大会2連覇へのプレッシャーが大きくなったかと問われたマレーは「ワオー」と驚きの声を2度あげて以下のように答えていた。
「正直なところ、数日前と何ら変わりはないよ。自分はここで最善を尽くして優勝するために来たんだ。それだけさ。今集中しているのは、最初の試合の事だけ。それへ向けて正しい準備をしているんだ。」とコメントした。
マレーは今大会で他のどの大会よりも、そして他のどの選手よりも注目と期待を寄せられている。
昨年は決勝戦で
N・ジョコビッチ(セルビア)を下し、1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりに地元優勝を飾ったマレー。開幕初日のセンターコート第1試合に前年度チャンピオンとして登場し、1回戦で
D・ゴファン(ベルギー)と対戦する。
世界ランク5位マレーは、3月に前コーチの
I・レンドル(アメリカ)と解消し、コーチなしでツアーを回っていたが、先日新コーチに
A・モレスモ(フランス)を迎えると発表した。
《マレーが新コーチを発表》マレーとゴファンの1回戦は、日本時間6月23日の21時に開始する予定。
■関連記事■
・マレーがレンドルとの関係に終止符・マレー「きっと緊張するだろう」・マレー「優勝まで数パーセント」・マレー、77年ぶりの快挙達成して「何が起きたか覚えてない」
■関連動画■
・クレーシーズンの最後を飾る全仏オープンを特集!・全仏4強ガルビスが見せた圧巻のプレー!