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6月23日から開幕するテニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)に、元世界ランク1位のM・ヒンギス(スイス)が主催者推薦を受けて女子ダブルスに出場するとウィンブルドンを運営するオール・イングランド・クラブが11日発表した。V・ズヴォナレーワ(ロシア)とペアを組みエントリーする。
ウィンブルドン、単複共に優勝経験を持つ33歳のヒンギスは、1997年にシングルスで優勝。1996年にはH・スコバ(チェコ共和国)とのペアで、1998年にはJ・ノボトナとペアを組み、ダブルスで優勝している。
2007年に2度目の引退をしたヒンギスは、昨年7月にダブルスで現役復帰を果たしていた。彼女が最後にウィンブルドンへ出場したのも2007年で、その時はシングルスは3回戦敗退しており、ダブルスは2000年が最後でM・ピアース(フランス)と組み2回戦で姿を消していた。
今シーズンに入ってヒンギスは、S・リシキ(ドイツ)と組んで大会に出場しており、3月のマイアミ大会で2007年以来となるタイトル獲得を果たしていた。
しかしリシキはシングルスに集中したいとの意向から、今回ズヴォナレーワとペアを組むこととなった。ズヴォナレーワは2010年にE・ヴェスニナ(ロシア)とのペアでダブルスで優勝。その年のシングルスでは、決勝戦でS・ウィリアムズ(アメリカ)に敗れたものの準優勝を飾っていた。
現在29歳のズヴォナレーワだが、2012年7月のロンドン五輪以降怪我や病気のためツアー離脱を余儀なくされていた。2010年10月に自己最高位の世界ランク2位を記録した彼女は、今季復帰を果たすもここまで4大会に出場し、いずれも早期ラウンドで敗退している。
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