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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は6日、男子シングルス準決勝が行われ、生涯グランドスラムを狙う第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と快進撃を見せる第18シードのE・ガルビス(ラトビア)が対戦する。
対戦するガルビスについてジョコビッチは「ビッグサーバーのガルビスは、本当に良いプレーをしていると思う。サーブが入れば彼にとって凄く有利な展開になるね。」とコメントした。
さらに「攻撃的なショットで狙ってくるはずだ。彼のスタイルだからね。しっかり作戦立てて、準備したいと思っているよ。」と第4シードのR・フェデラー(スイス)、第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)を破る快進撃を続けるガルビスを警戒した。
両者は過去に5度対戦しており、対戦成績は4勝1敗とジョコビッチがリードしている。
世界ランク2位のジョコビッチは、グランドスラムで6度のタイトルを獲得するも、全仏オープンでの優勝は未だ果たしておらず、今大会で優勝するとジョコビッチは念願の生涯グランドスラムを達成する。
ジョコビッチは、2008年の全豪オープンで初のグランドスラム優勝、その後は2011年の全豪オープン、同年のウィンブルドン、さらに全米オープンと、1年で4つのグランドスラムのうち3つのタイトルを獲得した。全豪オープンでは2012・2013年にも優勝を飾り、大会4度目のタイトル獲得と3連覇を達成していた。
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4月のモンテカルロ・マスターズでは、右手に大きくテーピングを施して試合に臨むも、右手首の怪我が影響して準決勝で敗退となっていた。
《ジョコビッチ、怪我の記事はこちら》
その怪我が影響し、ジョコビッチはムチュア・マドリッド・オープン男子を欠場した。怪我が心配されたが、BNLイタリア国際男子に出場し、決勝戦でR・ナダル(スペイン)を下し復帰戦にして大会3度目の優勝を飾った。
《ジョコビッチ、優勝の記事はこちら》
今回ジョコビッチは、1回戦でJ・ソウサ(ポルトガル)、2回戦でJ・シャーディ(フランス)、3回戦で第25シードのM・チリッチ(クロアチア)、4回戦で第13シードのJW・ツォンガ(フランス)、準々決勝で第8シードのM・ラオニチ(カナダ)を下しての勝ち上がりとなっている。
ジョコビッチとガルビスの試合は、6月6日の第1試合に組まれており、日本時間の20時に開始する予定。
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