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テニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、レッドクレー)は31日に行われる男子シングルス3回戦で、第7シードのA・マレー(英国)が第28シードのP・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。
これがコールシュライバーと2度目の対戦となるマレー。前回の対戦もクレーでのもので、2010年のモンテカルロ・マスターズの初戦となった2回戦で2-6, 1-6の完敗を喫していた。
「彼(コールシュライバー)とは前に一度クレーで戦った事がある。その時は3ゲームくらいしか取れなかったと記憶している。だから彼との対戦はとても厳しいものになるはず。」と対戦を警戒しているマレー。
そして更に危険な要因は、今大会直前に行われたドイツはデュッセルドルフでのクレー大会でコールシュライバーは今季初優勝を飾り、その好調さを維持して今大会へ臨んでいる。
「だから更に危険な選手なんだ。彼からはきっととてもタフな試合を強いられるだろうし、とても良いプレーをして来るだろう。」と、より気を引き締めていた。
《コールシュライバー優勝の記事はこちら》
この全仏オープンでマレーは、2011年のベスト4進出が最高成績で、最後に出場した2012年はベスト8入りを果たしていた。昨年の全仏オープンは、腰の怪我を理由に欠場していた。
《マレー欠場の記事はこちら》
マレーと対戦する30歳のコールシュライバーは、昨年の同大会では4回戦でN・ジョコビッチ(セルビア)に敗れて、ベスト8入りを逃していた。
両者の対戦は日本時間5月31日に行われ、第4試合に組まれている。
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