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10位の錦織圭 4回戦突破が鍵

25日から開催されるテニスのグランドスラムである全仏オープン(フランス/パリ、クレー)のドローが発表され、世界ランク10位の錦織圭(日本)が第9シードで登場する。

錦織は1回戦で今回が初対戦となる、世界ランク62位のM・クリザン(スロバキア)と対戦が決まっている。

錦織が勝利し、その他上位シード、上位ランキング選手が勝利した場合、2回戦で世界ランク50位のR・ハーセ(オランダ)と対戦し、3回戦で第20シードのA・ドルゴポロフ(ウクライナ)と対戦、4回戦でM・ラオニチ(カナダ)と対戦、準々決勝で第2シードのN・ジョコビッチ(セルビア)と対戦、準決勝で第4シードのR・フェデラー(スイス)と対戦、決勝で第1シードのR・ナダル(スペイン)と対戦の可能性がある。

2回戦で対戦の可能性があるハーセとの対戦成績は1勝0敗としており、2011年の上海マスターズ1回戦で第1セットを0-6で落としたところから逆転で勝利している。

ドルゴポロフとの対戦成績は2勝0敗、2011年の上海マスターズ準々決勝、2013年のブリスベン国際準々決勝でいずれもストレートで下している。

ラオニチとの対戦成績は2勝0敗、2012年の楽天・ジャパン・オープン決勝はフルセットで、ムチュア・マドリッド・オープン3回戦ではストレートながらもいずれもタイブレークにもつれる接戦を制している。

≪錦織対ラオニチのムチュア・マドリッド・オープン3回戦の記事≫

ジョコビッチとの対戦成績は1勝1敗としており、2010年全仏オープン2回戦で対戦しており、その時はストレートで敗れており、2011年のスイス・インドア準決勝では逆転勝ちを収め、今年の3月には、3度目の対戦を予定していたソニー・オープン準決勝を前に、左足の付け根の負傷により棄権を申し入れ、対戦が叶わなかった。

≪錦織対ジョコビッチのスイス・インドア準決勝の記事≫

フェデラーとの対戦成績は2勝1敗としており、昨年のムチュア・マドリッド・オープン3回戦、今年のソニー・オープンと連勝しており、クレーで勝利の経験もある。

≪錦織対フェデラーのムチュア・マドリッド・オープン3回戦の記事≫

ナダルとの対戦成績は0勝7敗と全敗しているが、昨年の全仏オープン4回戦では善戦し、今年の全豪オープンではナダルを追い込むもストレートで敗れ、先日のムチュア・マドリッド・オープン決勝戦で、錦織が第3セットで棄権し敗れたものの第2セット中盤までは完全に錦織のペースで試合が進めており、確実にナダルとの差を縮めてきている。

≪錦織対ナダルのムチュア・マドリッド・オープン決勝の記事≫

ナダル以外には勝利経験があり、今季クレーシーズンの活躍を見る限り、勝ち進む可能性はゼロでは無い。

「自分がクレーでどういうプレーをすればいいのかが明確になっていました。いつもよりクレーコートだというのを意識せず、ザ・クレーコーターのテニスをするのではなく自分のハードコートでやってきたテニスから少しマイナーチェンジをしてクレーでのプレーに合わせることでした。それに加えフットワークも良くなってるので苦手意識がなくなってきてるのかなと感じます。」とバルセロナ・オープン・サバデル優勝後に自身のブログで振り返っている通り、今までのクレーの戦い方には無いテンポの速い試合展開にはムチュア・マドリッド・オープン決勝戦の際、ナダルも対応出来ていなかった。

懸念点としてはムチュア・マドリッド・オープンで悪化させた腰の様態、そしてクレーコートは必然と試合時間が長くなるため、5セットを勝ち進む体力をいかに温存できるかが重要となる。

現在世界ランキング10位の錦織圭、大会成績、また上位ランク選手の結果によっては9位にランキングを戻すことも、さらに上げる事も出来る大きなチャンスである。

昨年は4回戦敗退の錦織圭、4回戦を突破し準々決勝進出することが重要となる。


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(2014年5月24日20時24分)

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