男子テニスで世界ランキング9位の
錦織圭(日本)は自身のブログで先日、準優勝で終えたムチュア・マドリッド・オープンについて振り返っている。
決勝戦でクレーキング、
R・ナダル(スペイン)相手に優勢で試合を進め、第2セット後半から腰の不良によって思うようなプレーが出来ず、第3セット第3ゲーム終了時点で途中棄権を余儀なくし、惜しくも準優勝に終わるも、ナダル相手に後2ゲームで勝利という所まで追い込んだ錦織は「そりゃあ最高に最高に悔しかったです。」とコメントしている。
そして「リベンジできるモチベーションがあるのでまたいつか絶対マスターズとります!」と期待のかかるコメントを残した。また腰の調子も良くなってきており、確定ではないが全仏オープン参戦の意気込みを見せている。そのコメントには勝利への自信と受け取れるようなものがあった。
BNLイタリア国際を欠場した事により19日に発表される世界ランキングでは現在10位の
M・ラオニチ(カナダ)が勝ち進んでいるため入れ替わり、錦織が10位となる事が決まっている。また、現在勝ち進んでいる世界ランク14位の
G・ディミトロフ(ブルガリア)もしくは同19位の
T・ハース(ドイツ)が優勝した場合、ランキングが上がり、錦織が11位になる可能性がある。
全仏、ウィンブルドンの活躍によっては更にランキングを上げる事も可能であるため、5月中にトップ10入りを達成した錦織は、今季中にトップ5入りの視野も見えてきた。
■関連記事■
《錦織、7度目の挑戦も敵わず悔しい準優勝<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》《世界9位錦織、アジア人最高位タイ<世界ランキング>》《世界9位の錦織がナダルとの決勝へ<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》《錦織、クレーで2度目の優勝に期待かかる》《錦織圭、5月中にトップ10の可能性も<世界ランキング>》■関連動画■
《ジョコビッチが王座奪還への決意を語る!》《スイス勢トップの座を懸けてフェデラーとワウリンカが激突!》