男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー)は16日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が第7シードの
A・マレー(英国)を1-6, 6-3, 7-5の逆転で下し、準決勝進出を決めた。
この試合、ナダルはファーストサービスが入った時に67パーセントの確率でポイントを獲得した。さらに、マレーのサービスゲームを4度のブレークに成功し、2時間40分でベスト4入りを果たした。
両者は今回が19度目の対戦で、対戦成績は14勝5敗とナダルが大きくリードした。
直近の対戦では、マレーがナダルに2連勝しており、今回ナダルは2011年の全米オープンに勝利して以来の勝利となった。
準決勝でナダルは、第12シードの
G・ディミトロフ(ブルガリア)と対戦する。
世界ランク1位のナダルは、先日のムチュア・マドリッド・オープン男子決勝で、
錦織圭(日本)と対戦し、錦織の途中棄権により優勝を決めた。また、クレーコートシーズンでは初めてのタイトル獲得となった。
《ナダルvs錦織の決勝の記事はこちら》また、過去同大会でナダルは7度の優勝を果たしている。昨年は決勝で
R・フェデラー(スイス)と対戦し、ストレートで勝利して大会2連覇を決めた。
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