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男子テニスでクレーキングの異名を持つR・ナダル(スペイン)、昨年まではクレーシーズンのスタートとして出場するモンテカルロ・マスターズと祖国で行われるバルセロナ・オープン・サバデルでは、他を圧倒する強さを見せていたものの、今年はいずれの大会もベスト8止まりと本領を発揮出来ずにいるが、現在開催中のムチュア・マドリッド・オープン男子では本来のプレーを取り戻すべく冷静に大会を迎えようとしている。
マスターズ1000大会であるムチュア・マドリッド・オープン、2連覇を目指して第1シードとしてエントリーしているナダルは、モンテカルロ・マスターズとバルセロナ・オープン・サバデルのいずれの大会も過去8度もの優勝を飾っていたが、そこまでの大記録が普通ではなかったと、今年の敗戦を受け止めている。
「負ける時はいつも辛い思いをするもの。そして不安な気持ちにもなってしまう。でも実際にそれが起きてしまった。きっとこうして準々決勝で負ける事は普通の事なのかも知れない。この9年間で8度もの優勝を飾って来た事自体が普通じゃなかったのだろう。」と、冷静に語るナダル。
「バルセロナで敗退した後は、一生懸命練習に励んでいる。練習を続けて、続けて、続けているんだ。そうすれば物事は自分の方へと好転してくれると思う。こんな辛い状況から次の試合へ臨むには、出来るだけ早く元に戻れるようにするために、もうちょっと激しい練習が必要なんだ。だから今はそれを集中して行っている所さ。」とナダルは、悔しさをバネに練習に励んでいると語る。
4日には、ライバルでもあり優勝候補の一人で第2シードでエントリーしていたN・ジョコビッチ(セルビア)が右手首の怪我を理由に欠場を表明。それを受けて、ナダルの大会2連覇はより現実味を帯びてきたと言われている。
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当面の目標である全仏オープンで、自身9回目で大会5連覇を目指すナダル。それまでに本来のクレーキングのプレーを取り戻す事が出来るだろうか。上位シード8選手は1回戦が免除されているためナダルは、初戦となる2回戦でJ・メルツァー(オーストリア)とJ・モナコ(アルゼンチン)の勝者と対戦する。
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