男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNLイタリア国際男子(イタリア/ローマ、レッドクレー)は14日、シングルス2回戦が行われ、第1シードの
R・ナダル(スペイン)が
G・シモン(フランス)を7-6 (7-1), 6-7 (4-7), 6-2の大接戦を制し、3回戦進出を決めた。
この試合、ナダルはシモンに4度のブレークを許すも、それを上回る6度のブレークに成功した。また、ファーストサービスが入った時に61パーセントの確率でポイントを獲得し、3時間18分で勝利をおさめた。
両者は、今回が7度目の対戦となり、ナダルはシモンとの対戦成績を6勝1敗と大きくリードした。
3回戦でナダルは、第14シードのM・ヨージニと対戦する。
今大会上位シード勢は、1回戦免除のためナダルは2回戦からの登場だった。
世界ランク1位でクレーコートを得意とするナダルは、4月のモンテカルロ・マスターズ、バルセロナ・オープン・サバデル共に準々決勝で敗退していた。
《ナダル、同胞に敗れてV4逃がす<バルセロナ・オープン・サバデル>》先日のムチュア・マドリッド・オープン男子では、決勝で
錦織圭(日本)と対戦し、錦織の途中棄権により優勝を決めた。また、クレーコートシーズンでは初めてのタイトル獲得となった。
《錦織、7度目の挑戦も敵わず悔しい準優勝<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》ナダルは過去同大会で、2005・2006・2007・2009・2010・2012・2013年の7度優勝を果たしている。昨年は、決勝で
R・フェデラー(スイス)に快勝し、2連覇を決めた。今回は3連覇と8度目のタイトル獲得を狙う。
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