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男子テニスツアーのマスターズ大会であるムチュア・マドリッド・オープン男子(スペイン/マドリッド、レッドクレー)は11日、シングルス決勝が行われ、第10シードの錦織圭(日本)は第1シードのR・ナダル(スペイン)に6-2, 4-6, 0-3と第3セット、第3ゲーム終了時点で錦織が棄権を申し入れ準優勝となった。
第1セット、錦織はナダル相手に思い通りのプレーをさせず、2度のブレークに成功し、最後はサービスエースを決め36分で第1セットを先取する。
《【テキスト速報】錦織が初優勝に向け第1セット先取<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》
ナダルのサービスゲームで始まった第2セット、第1ゲームでこの試合3度目のブレークに成功し、またも序盤からリードに成功する。
第2ゲームではナダルが0-40と3度のブレークチャンスをつかむも錦織が粘り、サービスをキープする。
第3ゲームでナダルこの試合初めてのサービスエースをセンターに決め、最後は錦織の甘く入ったドロップショットを叩きサービスゲームをキープする。
第4ゲーム、錦織は40-0からスライスショットのネット、ダブルフォルトからデュースに持ち込まれるも2度目のデュースからサービスを決めこのゲームをキープする。
第7ゲーム終了後、錦織圭は腰のマッサージを要求しその後の試合に備えた。
両者サービスキープが続いた第8ゲーム、錦織はナダルの2度のブレークチャンスを凌ぎデュースとなるが、最後は錦織のフォアがネットにかかったボールがアウトになり、ナダルにブレークバックを許してしまう。
第9ゲーム、ナダルがラブゲームでサービスキープをした後、錦織はメディカルタイムアウトを要求した。第8ゲーム以降、錦織の動きが鈍くなった。
第10ゲームは今までは入ったようなショットがアウトとなり、ナダルにブレークを許し第2セットを奪われてしまう。
第3セット、第1ゲームナダルはラブゲームでサービスゲームをキープ。
その後、動く事が出来なくなってしまった錦織は第3ゲーム終了後、途中棄権を申し入れ試合終了となった。
第2セットまでのプレーを見る限り可能性の見える試合だった。
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