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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は13日、女子シングルス1回戦が行われ、43歳のクルム伊達公子(日本)は予選から勝ち上がった16歳のB・ベンチッチ(スイス)に4-6, 6-4, 3-6のフルセットで敗れ、2年連続の2回戦進出とはならなかった。
クルム伊達と対戦したベンチッチは、昨年の全仏オープンとウィンブルドンのジュニア部門で優勝を飾っていた。
試合後、クルム伊達は「ジュニアとは言え、グランドスラムの優勝経験もあるので、自分のそれなりの気持ちで入っていかないと難しいとは思っていた。走らされて長いラリーになった事により、当然、43の私に体力的には厳しかった。」と、コメント。
続けて「これまで、いろんな選手とやってきたけど、『公子なら大丈夫』と沢山言ってもらった事はあったけど、今回は誰一人として言わなかった。」と、クルム伊達。
この試合、クルム伊達はベンチッチのコースをついたリターンに苦しみ、自身のサービスゲームで10度のブレークを許してしまった。
第2セットでは本来のテニスを取り戻すも、第3セットではその勢いがなくなってしまい、クルム伊達は1時間59分で初戦敗退となった。
2013年の全豪オープンでクルム伊達は17年ぶりに初戦突破を果たすと同時に、最年長勝利を更新していた。
今大会にクルム伊達はS・チャン(中国)とのダブルスにも出場しており、1回戦で第7シードのA・フラヴァコバ(チェコ共和国)/ L・サファロバ(チェコ共和国)組と対戦する。
一方、その他の日本勢女子シングルスでは森田あゆみ(日本)はN・キチェノック(ウクライナ)、土居美咲(日本)は第8シードで元世界ランク1位のJ・ヤンコビッチ(セルビア)、奈良くるみ(日本)はS・ポン(中国)と1回戦で対戦する。
また、日本勢男子では第16シードの錦織圭(日本)がM・マトセビッチ(オーストラリア)、添田豪(日本)は第4シードのA・マレー(英国)と1回戦で顔を合わせる。
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(コメントはWOWOWから抜粋)
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