- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

フェデラー記念すべき10年目にエキシビション「夢が叶った瞬間」

テニスのグランドスラムである全豪オープンを来週に控えた現地7日、メインスタジアムのロッド・レーバー・アリーナで過去4度の優勝を誇るR・フェデラー(スイス)がチャリティ・エキシビションを行い、オーストラリアのレジェンドでスタジアムの名前の由来となったR・レーバー(オーストラリア)とのラリーを披露した。

史上最多17度のグランドスラム優勝を誇るフェデラーは、『イブニング・ウィズ・ロジャー・フェデラー・アンド・フレンド』と称するチャリティを開催。2008年の準優勝者であるJW・ツォンガ(フランス)とエキシビション・マッチを行い、フェデラーが6-7 (5-7), 6-3, 7-5の接戦でツォンガを下した直後、レーバーとネットを挟み1万4,000人の観客の前でラリーを行った。

現在75歳のレーバーは1962・1969年の2度に渡り年間グランドスラムを達成したオーストラリアを代表する選手。フェデラーが全豪オープンで4度の優勝のうち2006年にタイトルを獲得した時はレーバーからトロフィーが授与され、その際フェデラーは感激のあまり涙を流したほどだった。

ベースラインからのラリーを始めた両者、レーバーは安定したフォアハンドで打ってはいたが、バックハンドを何度かネットにかけ、ネットに近づきストロークではなくボレーを行った。

「こうしてロッド・レーバーとラリーが出来た事は、夢が叶った瞬間だった。しかも彼(レーバー)の名前がついたアリーナだし、彼はそれに値する選手。彼のボールを受けていたら、ラケットがとても重く感じた。それはつまり自分がかなり緊張していた証拠で、実際とても緊張した。」とフェデラーは、レーバーとのラリーの印象を語った。

ツォンガとのエキシビションを終えた直後、エキシビション主催者からこのチャリティを通して100万ドル(約1億500万円)が集められたと報告があった。

このチャリティ・エキシビションは、フェデラーが世界ランク1位に初めてのぼりつめてからちょうど10年が経つ事を記念して行われた。フェデラーが世界の頂点に初めて立ったのは2004年の全豪オープンで初めて優勝した直後で、今年は記念すべき10年目となる。

2006年の優勝時にレーバーからトロフィーを渡され涙した時の事を聞かれたフェデラーは「自分にとって本当に光栄な事だった。同時に感謝の気持ちで一杯だった。なぜなら、彼はそれまでもトロフィーを優勝者に渡すような事がなかったから、余計に感謝の思いで気持ちが高まってしまった。」と、当時を振り返っていた。

2004年の全豪オープンで優勝した直後にフェデラーは自身の基金もスタートしていた。その基金は南アフリカにいる貧しい子供達への教育などに使われている。

この日のチャリティには、先週ブリスベン国際男子決勝でフェデラーを下して約3年半ぶりのツアー優勝を飾った32歳のL・ヒューイット(オーストラリア)も駆けつけた。

そしてオーストラリア出身で元世界ランク1位のP・ラフター(オーストラリア)も登場し、その後ツォンガとラリーを行ったT・ローチ(オーストラリア)氏のウォーミングアップの相手をするなど豪華なイベントが盛り沢山だった。ローチ氏はオーストラリア出身の名コーチで、かつてはヒューイットの指導もしていた。

フェデラーは「全豪オープンは今回、このイベントの開催を快く承諾してくれた事で、とてもオープンな大会である事を証明してくれた。全く難色を示す事がなかった。こんなイベントを開催する事で、チケットの売り上げが下がる事を不安視する事もなかった。どうなるかなど誰もわからない。このイベントが大会にとっても良い方向に向く可能性だってある。」と、大会側への感謝の気持ちも加えていた。

昨シーズンフェデラーは世界ランクも6位へ後退。年間4度行われるグランドスラムのいずれでも決勝の舞台に立てなかった。それは2002年以来の初めての事。そして元世界ランク1位のS・エドバーグ(スウェーデン)氏をアドバイザーとして迎え入れ、オフシーズン中は激しいトレーニングを積んでいた。

フェデラーは先週のブリスベン国際男子でシングルスに加えダブルスにも出場し、シングルスで準優勝、ダブルスでもベスト4入りを果たすなど1週間で7試合を行っていた。そんなフェデラーだったが、この日のツォンガとの2時間にわたるエキシビションを終え、来週から始まる全豪オープンへ向けての良い調整にもなったと語っていた。

フェデラーは1月13日から開幕する全豪オープン2014では、2010年以来となる自身5度目の優勝を目指して出場する。


■関連記事■

《ヒューイット、錦織に続きフェデラーも破り約3年半ぶり通算29度目の優勝<ブリスベン国際男子>》

《フェデラー、黒塗りラケットで出場か<全豪オープン>》

《フェデラー「子供の頃からのヒーロー」をコーチに迎え入れる》

《フェデラーがミルカ夫人の妊娠を発表「とても嬉しい」》


■関連動画■

《全豪オープンテニス2014みどころ》

《2013年スーパープレーの5位から1位を発表!ATP男子ツアーマガジン Vol.198》

(2014年1月9日15時01分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

4月25日

大坂なおみ 激闘の末2回戦敗退 (23時14分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサムソノヴァ (21時40分)

柴原瑛菜ら日本勢3選手が8強 (21時04分)

西岡良仁 マドリッドOP初戦敗退 (20時36分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsオジェアリアシム (18時05分)

大坂なおみ 2回戦相手は直近3連敗中 (17時54分)

東京五輪金の元世界4位が出産発表 (16時46分)

強烈サーブもラケットすっぽ抜け (15時24分)

19歳シャン 4時間死闘制す「人生最長の試合」 (12時19分)

日比野菜緒 マドリッドOP初戦敗退 (11時02分)

小田凱人が書籍発売 (10時04分)

ナダル 満身創痍の復帰「体の限界がある」 (8時04分)

大坂「クレーで優勝したい」 (7時11分)

4月24日

本玉真唯ら 日本勢5名が初戦突破 (22時51分)

大坂なおみ 初戦突破 クレー2年ぶり白星 (21時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみ マドリッドOP1回戦 (20時38分)

ダニエル太郎 熱戦制し初戦突破 (20時36分)

【1ポイント速報】ダニエルvsブキッチ (18時40分)

大坂なおみ 初戦の相手ミネンとは? (18時36分)

ディアドラ 80年代/90年代イメージの新作入荷 (15時54分)

引退の元世界1位に多くの惜別の声 (15時35分)

メド、クレーに自信も勝敗は「五分五分」 (14時25分)

シナー「自分に重圧かけたくない」 (11時10分)

アルカラス「ラファと決勝戦えたら最高」 (10時09分)

望月 マドリッドOP本戦入りならず (8時21分)

4月23日

17歳 小池愛菜 逆転勝ちで初戦突破 (21時42分)

高校同期!清水/トゥロター組が勝利 (20時40分)

ジョコ「もう一度ナダルと対戦したい」 (19時09分)

【インタビュー】33歳で初Vシュトルフ (17時53分)

元世界2位バドサ告白「あと数年」 (15時50分)

錦織圭 全仏OP直前ツアー大会出場へ (14時35分)

24選手参戦! 新作テニスゲーム発売へ (12時19分)

マドリッド予選 ティーム、ガスケら初戦突破 (11時42分)

16歳 ツアーキャリア2試合目でナダルと激突 (10時29分)

ジョコ 5度目の受賞に「光栄」 (8時38分)

望月慎太郎 マドリッド本戦に王手 (7時23分)

【動画】大坂なおみ クレーコート2年ぶり勝利の瞬間! (0時00分)

4月22日

年齢差21年117日の対戦 MS歴代最大に (22時48分)

ナダル、レーバー杯出場が決定 (21時54分)

第1シードはシナー マドリッド組合せ決定 (19時35分)

西岡78位 ダニエル85位に (18時31分)

大坂なおみ 5つ下げて197位 (17時31分)

33歳で悲願達成「長い間待ってた」 (16時33分)

無免許ルバキナ、ポルシェの使い道は? (16時09分)

世界1位通算100週 史上9人目快挙  (12時15分)

初優勝から6年、2度目のツアーV (11時06分)

大坂なおみ 初戦は予選勝者 (9時25分)

ルード 悲願V、雪辱果たす (8時04分)

【動画】3時間59分の死闘制した19歳のシャン (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!