腰の手術により戦線を離脱していた男子テニスで世界ランク4位の
A・マレー(英国)が、拠点としているマイアミで練習を再開した様子を、自身のフェイスブックで写真をアップした。
今季を世界ランク3位でスタートしたマレーは、開幕戦のブリスベン国際男子で優勝。その後、全豪オープンで準優勝、ソニー・オープン男子では優勝するなど、2009年8月に記録した自己最高位の世界ランク2位に再び返り咲きを果たした。
地元ウィンブルドンでは悲願の優勝を飾り国民的スターとなったマレーだったが、2連覇を狙った全米オープンでは準々決勝で敗退。その翌週に行われた国別対抗戦デビスカップでは、祖国イギリスのエースとして出場し、シングルスに加えダブルスでも勝利を飾り、ワールド・グループへ返り咲く原動力になっていた。
しかし腰の手術を受ける決断をしたマレーは、当初出場予定だったタイ・オープン、楽天ジャパン・オープン、上海マスターズのアジア・ツアー欠場。さらにBNPパリバ・マスターズ、ATPワールド・ツアー・ファイナルズも出場する事が出来なかった。
今後マレーは「ザ・ドリーム・テニス」というエキシビションマッチに出場する予定。このエキシビションマッチにはマレーに加え、
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、
R・ガスケ(フランス)、
N・アルマグロ(スペイン)が出場予定となっている。
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