男子テニスツアーの上海マスターズ(中国/上海、ハード)は11日、シングルス準々決勝が行われ、第1シードで昨年覇者の
N・ジョコビッチ(セルビア)が元世界ランク7位の
G・モンフィス(フランス)を6-7 (4-7), 6-2, 6-4の逆転で下し、辛くもベスト4進出を決めた。
この試合、ジョコビッチはモンフィスの攻撃的なテニスに苦戦を強いられ、大声を出すなどメンタル面が乱れる場面を何度もみせた。その厳しい状況からジョコビッチは、8度のブレークチャンスから5度のブレークに成功し、2時間22分で逆転勝利を収めた。
準決勝でジョコビッチは、第7シードの
JW・ツォンガ(フランス)と対戦する。
昨年の上海マスターズ決勝で、ジョコビッチは
A・マレー(英国)に大逆転勝利を収めて大会初優勝を飾っており、今年は2連覇を狙う。
またジョコビッチは、先週行われたチャイナ・オープン男子で優勝を飾るも、
R・ナダル(スペイン)が決勝進出を果たした時点で世界ランク2位へ後退する事となった。
一方、敗れたモンフィスは、今大会の3回戦で第5シードで元世界ランク1位の
R・フェデラー(スイス)をフルセットで破り、ジョコビッチとの準々決勝へ駒を進めていた。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○JW・ツォンガ(7) vs. ●
F・マイヤー(ドイツ), 6-2, 6-3
○
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)(6) vs. ●
N・アルマグロ(スペイン)(15), 6-3, 6-3
○N・ジョコビッチ(1) vs. ●G・モンフィス, 6-7, 6-2, 6-4
○R・ナダル(2) vs. ●
S・ワウリンカ(スイス)(8), 7-6, 6-1
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