男子テニスツアーのチャイナ・オープン男子(中国/北京、ハード)は5日、シングルス準決勝が行われ、第2シードの
R・ナダル(スペイン)と第4シードのT・ベルディフが対戦し、ナダルが第1セットを4-2とリードした時点でベルディフは棄権を申し入れた。この結果ナダルが決勝進出を果たすと同時に、大会後に発表される世界ランキングで2011年7月以来 約2年ぶりに1位へ返り咲く事が決まった。
現在世界ランク1位で昨年覇者の
N・ジョコビッチ(セルビア)が王者の座にとどまるためには、大会連覇とナダルが準決勝敗退に終わる事が条件だったが、ナダルの決勝進出により、世界ランキングで2位へ後退する事となった。
一方、ナダルは昨年のこの時期に膝の怪我によりツアーを離脱していたため、決勝進出を果たした時点で再び世界ランク1位に返り咲く事となっていた。
ナダルは決勝で、第1シードのジョコビッチと第5シードの
R・ガスケ(フランス)の勝者と対戦する。
今年ナダルは2月に膝の怪我から復帰を果たし、全仏オープン・全米オープンを含む10大会で優勝を飾っており、キャリア通算60のタイトルを獲得している。
■関連記事■
《ナダル、王者奪還へ向け「自分がする事はただ1つ」<チャイナ・オープン男子>》《フェデラーとナダルを比較、アガシ語る》《ジョコビッチが史上9人目の快挙達成も、ナダルの追撃で崖っぷちに》《世界1位ジョコビッチが婚約発表「本当に幸せだ」》《フェデラー、ナダル撃破について「ジョコビッチなら」<全仏オープン>》■関連動画■
《連覇を懸けて錦織が楽天オープンに挑む!ATP男子ツアーマガジン Vol.189》《芸術的なバックハンドを放つ天才ガスケを特集!ATP男子ツアーマガジン Vol.187》《フェデラーが不調とラケットチェンジについて語る!ATP男子ツアーマガジン Vol.185》