テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は6日、女子シングルス準決勝が行われ、第1シードで昨年覇者の
S・ウィリアムズ(アメリカ)が第5シードの
N・リー(中国)を6-0, 6-3のストレートで下し、3年連続の決勝進出を果たした。
この試合、セリーナはリーに1ブレーク許すも、11度のブレークチャンスから5度のブレークに成功し、1時間27分で勝利した。
セリーナは今大会好調で、1セットも落とさずに決勝戦へ駒を進めている。
世界ランク1位のセリーナは2年連続のタイトル獲得へ向け、決勝で第2シードの
V・アザレンカ(ベラルーシ)と対戦する。昨年の全米オープンでセリーナは、決勝でアザレンカを6-2, 2-6, 7-5の激闘の末に下し、4度目のタイトルを獲得していた。
今季セリーナは、全豪オープンでベスト8に終わるも、全仏オープンでは2002年以来11年ぶり2度目の優勝を飾ると同時に、グランドスラムでは通算16度目のタイトルを獲得した。しかし、大会6度目の優勝と2連覇を狙ったウィンブルドンでは、4回戦でまさかの敗戦を喫した。
一方、敗れたリーは全米オープンで中国人選手として大会初のベスト4進出を果たす快挙を成し遂げていた。
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