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テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は5日、男子シングルス準々決勝が行われ、第3シードでディフェンディングチャンピオンのA・マレー(英国)は第9シードのS・ワウリンカ(スイス)に4-6, 3-6, 2-6のストレートで敗れ、大会2連覇とはならなかった。
試合後、マレーは「ワウリンカの全てのショットが良すぎて、ブレークのチャンスを掴めなかった。」と、完敗を認めた。
この試合、マレーはワウリンカに45本のウィナーを決められ、自身のサービスゲームでは4度のブレークを許した。トータルポイント獲得数ではマレーの78に対し、ワウリンカは107だった。
昨年の全米オープン決勝でN・ジョコビッチ(セルビア)をフルセットで破り、グランドスラム初優勝を飾ったマレー。さらに今年は、ウィンブルドンで1936年のフレッド・ペリー以来77年ぶりとなる悲願の地元優勝を果たす快挙を達成していた。
マレーは「ただ長い間、目標に向かって努力し続けてきた後だから、本気でトレーニングに取り組むには時間がかかる。ウィンブルドンを優勝した後には、ある意味自然な事だと思う。」と、話した。
一方、昨年覇者マレーに完勝した28歳のワウリンカは、グランドスラムで初のベスト4進出を果たした。
試合後、自身のツイッターで「やったーーーー!!!」と、つぶやいた。
準々決勝、ワウリンカはファーストサービスが入った時に88パーセントの確率でポイントを獲得し、マレーに1度もブレークチャンスを与えない完璧なサービスゲームを展開した。
ワウリンカはグランドスラム初の決勝進出をかけて、第1シードのジョコビッチと第21シードのM・ヨージニ(ロシア)の勝者と準決勝で対戦する。
《全米オープン 対戦表》
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