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男子テニスツアーのマスターズ大会であるロジャーズ・カップ男子(カナダ/モントリオール、ハード)は5日、シングルス1回戦が行われ、第9シードの錦織圭(日本)が予選から勝ち上がった世界ランク256位で地元選手のP・ポランスキー(カナダ)を4-6, 6-4, 6-2の逆転で下し、辛くも2回戦進出を果たした。
現在世界ランク11位の錦織は、目標の1つとしているトップ10入りまであと一歩と迫っており、今週と来週の2週連続で行われるマスターズ1000大会での好成績が、トップ10入りへの鍵だと感じている。
「今週と来週のマスターズ大会は、とても大切。ハードコートが好きだし、昨年の今の時期にあまりポイントを稼いでいないから、少しでも良い結果を出して、ポイントを稼ぎたい。」
錦織に敗れたポランスキーは「第2セットの第2ゲームでブレークして2-0とリードしたけど、次のサービスゲームでプレーが雑になってしまい、すぐにブレークバックを許してしまった。その後、彼(錦織)のサービスゲームでも、15-40とブレークチャンスがありながら取り切れず、そこから彼に流れを渡してしまった。」と、敗因を語った。
錦織は、2回戦でA・セッピ(イタリア)と対戦する。セッピはこの日、L・ロソル(チェコ共和国)を6-4, 4-6, 7-6 (7-4)で退けての勝ち上がり。錦織は、今年のウィンブルドン3回戦でセッピにフルセットの接戦の末の敗れた。今大会の2回戦では、その時のリベンジを狙う。
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
●G・ゼミヤ(スロベニア) vs. ○I・ドディグ(クロアチア), 1-6, 1-6
●B・トミック(オーストラリア) vs. ○F・マイヤー(ドイツ), 7-5, 3-6, 3-6
○A・セッピ vs. ●L・ロソル, 6-4, 4-6, 7-6 (7-4)
○M・クリザン(スロバキア) vs. ●T・ベルッチ(ブラジル), 5-7, 6-4, 7-6 (8-6)
○E・ガルビス(ラトビア) vs. ●F・ロペス(スペイン), 7-6 (7-4), 6-4
○P・アンドゥハル(スペイン) vs. ●A・ワイントラウブ(イスラエル), 6-1, 7-6 (7-5)
○M・マトセビッチ(オーストラリア) vs. ●B・ベッカー(ドイツ), 6-2, 6-3
●P・コールシュライバー(ドイツ) vs. ○B・ペール(フランス), 6-7 (1-7), 5-7
●J・ティプサレビッチ(セルビア)(16) vs. ○D・イストミン(ウズベキスタン), 4-6, 3-6
○J・レヴィン(アメリカ) vs. ●X・マリス(ベルギー), 6-4, 7-6 (7-4)
○錦織圭(9) vs. ●P・ポランスキー, 4-6, 6-4, 6-2
【錦織圭 ロジャーズ・カップ男子戦歴】
<2012年>
・1回戦 BYE
・2回戦 敗退 S・クエリー(アメリカ) 2-6, 3-6
<2007年>
・予選1回戦 敗退 T・ガバシュビリ(ロシア) 4-6, 2-6
《ロジャーズ・カップ男子 対戦表》
《錦織圭特集「Project10」》
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