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男子テニスツアーのシティ・オープン男子(アメリカ/ワシントンDC、ハード)は29日に開幕し、シングルス1回戦10試合が行われる中、世界ランク13位で第4シードのM・ラオニチ(カナダ)が、エミレーツ・リターンズと称するチャリティイベント開会式のテープカットに参加し、テニスクリニックなどを行った。
会場近くにあるキング・グリーンリーフ・レクリエーション・センターにある修復されて新しくなったテニスコートで行われてたイベントに登場したラオニチは「エミレーツ・リターンズの今日のイベントに参加出来た事は、とても嬉しく思う。」と語り、子供達とテニスを楽しんだ。
全米オープン前の北米のハードコート・シーズンでメイン・スポンサーを務めるエミレーツ航空が開催するエミレーツ・リターンズは、子供達へ広くテニスを普及させるためのチャリティでテニス・クリニックを始め基金を集めたり、テニス用具などを現地の子供達のために提供して、テニスや教育を推進させるためのプログラムである。
「このように、ジュニアへのプログラムや設備などに力を注ぐ活動は、若者達がテニスというスポーツを通して成長を続けるためには最も早い方法だと思うし、こんな素晴らしいコートをもっとたくさん広げられたらと願っている。」と、ラオニチはこのエミレーツ・リターンズについて語った。
このエミレーツ・リターンズはシティ・オープンのために、キング・グリーンリーフ・レクリエーション・センターに5つのコートを修復し、用具などのためにワシントンDCへ5,000ドル(約50万円)の寄付と、サウスイースト・テニス・アンド・ラーニング・センターへ1万5,000ドル(約150万円)の寄付を行っている。
今大会はシード選手16名全員が1回戦を免除されているため、2回戦から登場する。第4シードのラオニチは初戦となる2回戦で、予選を勝ち上がったS・グロス(オーストラリア)と対戦する。この日行われた1回戦でグロスは、主催者推薦のD・クドラ(アメリカ)を7-6 (7-2), 6-2のストレートで下しての勝ち上がり。
また、第1シードはJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)、第2シードは錦織圭(日本)、第3シードは
T・ハース(ドイツ)、第4シードはラオニチ、第5シードはG・シモン(フランス)、第6シードはS・クエリー(アメリカ)、第7シードはK・アンダーソン(南アフリカ)、第8シードはJ・アイズナー(アメリカ)と続く。
この日行なわれた試合結果は以下の通り。
○R・シュティエパネック(チェコ共和国) vs. ●S・ジョンソン(アメリカ), 7-6, 6-3
○S・デウバーマン(インド) vs. ●R・ウィリアムズ(アメリカ), 7-5, 6-1
○M・フィッシュ(アメリカ) vs. ●M・エブデン(オーストラリア), 2-6, 6-1, 6-3
○S・グロス vs. ●D・クドラ, 7-6 (7-2), 6-2
○D・イストミン(ウズベキスタン) vs. ●S・ヒラルド(コロンビア), 6-3, 6-4
○D・ゴファン(ベルギー) vs. ●ルー・イェンスン(台湾), 6-4, 6-4
●J・ブレイク(アメリカ) vs. ○M・マトセビッチ(オーストラリア), 2-6, 6-7
○L・ラコ(スロバキア) vs. ●A・ファリャ(コロンビア), 1-6, 6-4, 6-4
○X・マリス(ベルギー) vs. ●R・ラム(アメリカ), 4-6, 6-3, 6-2
●R・ベランキス(リトアニア) vs. ○T・カムケ(ドイツ), 6-3, 3-6, 2-6
《シティ・オープン男子 対戦表》
《錦織圭特集「Project10」》
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