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テニスのグランドスラムであるウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝)は1日、女子シングルス4回戦が行われ、第1シードで世界ランク1位のS・ウィリアムズ(アメリカ)は第23シードのS・リシキ(ドイツ)に2-6, 6-1, 4-6のフルセットで敗れる波乱が起きた。セリーナは昨年のウィンブルドンで優勝しており、今年は大会6度目の優勝と2連覇を狙っていた。また、連勝記録は34でストップした。
昨年のウィンブルドンでセリーナは、決勝でA・ラドワンスカ(ポーランド)に勝利し、大会5度目の優勝を飾っていた。
今年のウィンブルドンでセリーナは、1回戦でM・ミネッラ(ルクセンブルグ)、2回戦でC・ガルシア(フランス)、3回戦では42歳のクルム伊達公子(日本)にそれぞれストレートで勝利する好調なプレーを続けていたが、4回戦ではリシキの攻撃的なテニスに翻弄されてしまった。
試合後、セリーナは「重要なポイントで得意なパターンに持ち込めなかったわ。気持ちで押されたのが敗因。彼女(リシキ)の強力なサーブは、特に芝で威力を発揮する。ウィンブルドンのセンターコートで対戦する事は、楽ではないとわかっていた。」と、話した。
続けて「だから、ショックは受けていないわ。もっと良いプレーをする必要があった。」と、セリーナ。
この試合、セリーナはリシキに10本のサービスエースと35本のウィナーを決められてしまった。また、自身のサービスゲームで5度のブレークを許したセリーナは、2時間4分で4回戦敗退となった。
今年セリーナは全豪オープンでベスト8進出、全仏オープンで2002年以来11年ぶり2度目の優勝を飾ると同時にグランドスラムでは通算16度目のタイトルを獲得した。
一方、大金星をあげた世界ランク24位のリシキは準々決勝で、地元期待の19歳L・ロブソン(英国)に勝利したK・カネピ(エストニア)と対戦する。
また、今年のウィンブルドンは上位シード勢が早期敗退する波乱が続出しており、第2シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)は右膝の怪我により2回戦を前に棄権、第3シードのM・シャラポワ(ロシア)は2回戦でストレートで敗れた。
さらに、第5シードのS・エラーニ(イタリア)と第10シードのM・キリレンコ(ロシア)は初戦敗退、第7シードのA・ケルバー(ドイツ)と第9シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)は2回戦で姿を消している。
《ウィンブルドン 男女対戦表》
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