- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

引退についてフェデラー「それは突然訪れる」

先週行われた男子テニスツアーのゲリー・ウェバー・オープンで今季初優勝を飾った世界ランク3位で31歳のR・フェデラー(スイス)が、来週から開幕するウィンブルドンでの大会連覇へ向けての意気込み、さらに引退への気持ちを語った。

ゲリー・ウェバー・オープン決勝戦でフェデラーは、2回戦で錦織圭(日本)を下して勝ち上がったM・ヨージニを6-7 (5-7), 6-3, 6-4の逆転で下し、約10ヶ月ぶりの優勝を飾った。

試合後、フェデラーは「今週の自分のプレーにはとても満足しているし、今後の試合に向けて興奮しているよ。」と、ウィンブルドンへ向けての思いを語った。

ツアー通算77度目の優勝を飾ったフェデラーは「今はとても自信があるし、体調も万全で新鮮な気持ちでいるんだ。シーズンのこの時期に、このように感じる事が出来るのは、とても大切な事。」

続けて「今季、ここまでの6ヶ月は大満足と言えるものではなかった。試合のスケジュールをちょっと変えたら、もっと早く今シーズンの初優勝が飾れたのかもしれないけど、それだけが目標ではないんだ。」と、過去7度の優勝を誇るウィンブルドン前に、最高の状態にいる事を実感していた。

決勝戦を振り返ったフェデラーは「第1セットを接戦の末に落としたけど、それでも第2セットも戦い続けたんだ。サーブが好調で、それ以降はサーブに助けられたよ。」と、試合を通して11本のサービスエースを記録するなど、勝因を分析していた。

そして「常に課題として練習を積まなければならない事があるけど、それはこれからウィンブルドンが始まるまでに考えて解決していくよ。」と、向上心も覗かせた。

フェデラーは2009年のウィンブルドン優勝で、P・サンプラス(アメリカ)の最多14度のグランドスラム優勝を塗り替える自身15度目の優勝を飾った。そのサンプラスは、14度目の優勝となった2002年の全米オープンでタイトル獲得後に引退した。その当時、サンプラスは31歳だった。

フェデラーは「まだ、こうしてテニスを楽しんでいるのに、何故楽しんでいられる途中でそれを止めなければならないんだ?引退は、まだまだ早いよ。テニス人生は、まだ続けていきたいんだ。きっとそれは突然訪れると思うけど、まだ世界でもトップクラスのレベルで戦えると感じているんだ。」と、引退について語った。

今年の全仏オープンでフェデラーは、準々決勝で地元JW・ツォンガ(フランス)にストレートで敗れてしまった。

「全仏オープン準々決勝での敗戦は、もちろんショックで落胆させられるものだった。でも、同時に次の大会を楽しみにもしていたのさ。芝のシーズンが大好きだからね。特に、今年はウィンブルドンで初優勝してから10年になる。その時もハーレとウィンブルドンと連続して優勝出来たんだ。今回のハーレでの優勝が良いサインであると嬉しいね。」とウィンブルドンへ向けて、現在の気持ちも加えた。

今季は序盤で腰の痛みに苦しむ時期もあったフェデラー。

「たくさんの優勝を目指してシーズンを始めた訳ではないし、腰の痛みを乗り越えたローマや全仏オープンでは満足したプレーが出来たんだ。準々決勝の敗戦まではね。今は、シーズンの後半戦にベストの状態がくると感じている。ウィンブルドンを直前に控えていて、その後は全米オープンへ向けての北米シーズンが始まるからね。」と、今後についても明かした。

フェデラーの経験・精神的な強さ・ショット選択への申し分の無い能力・早い展開の攻撃的なプレースタイルを考えると、今年のウィンブルドンもフェデラーが優勝候補の一角になるのだろう。ウィンブルドンが行われるオール・イングランド・クラブで、またフェデラーが歴史を塗り替える事になるのか注目が集まる。


■関連記事■

《誤解についてフェデラー「これ以上、話はしたくない」◇スイス・インドア》

《【映像付】落胆のフェデラー「圭は勝者に値する」<ムチュア・マドリッド・オープン男子>》

《今季無冠のフェデラー、大会4度目の大逆転ならず<全仏オープン>》

《31歳フェデラーがウィンブルドン連覇へ弾み、今季初タイトル<ゲリー・ウェバー・オープン>》

《追い込まれたフェデラー、2時間59分でキャリア900勝達成<全仏オープン>》

《フェデラーに快勝のツォンガ、初ベスト4へ「人生最高の勝利」<全仏オープン>》

《フェデラーが史上最多に並ぶ7度目V 王座返り咲き◇ウィンブルドン》


■関連動画■

《錦織がフェデラーから大金星!ATP男子ツアーマガジン Vol.171》

《フェデラーがスリル満点なイベントに参加!ATP男子ツアーマガジン Vol.169》

(翻訳・記事/弓削忠則)
(2013年6月19日10時46分)

Facebookでニュースコメントを投稿

>> テニス365公式Facebookページ
その他のニュース

4月25日

大坂なおみ 激闘の末2回戦敗退 (23時14分)

【1ポイント速報】大坂なおみvsサムソノヴァ (21時40分)

柴原瑛菜ら日本勢3選手が8強 (21時04分)

西岡良仁 マドリッドOP初戦敗退 (20時36分)

【1ポイント速報】西岡良仁vsオジェアリアシム (18時05分)

大坂なおみ 2回戦相手は直近3連敗中 (17時54分)

東京五輪金の元世界4位が出産発表 (16時46分)

強烈サーブもラケットすっぽ抜け (15時24分)

19歳シャン 4時間死闘制す「人生最長の試合」 (12時19分)

日比野菜緒 マドリッドOP初戦敗退 (11時02分)

小田凱人が書籍発売 (10時04分)

ナダル 満身創痍の復帰「体の限界がある」 (8時04分)

大坂「クレーで優勝したい」 (7時11分)

4月24日

本玉真唯ら 日本勢5名が初戦突破 (22時51分)

大坂なおみ 初戦突破 クレー2年ぶり白星 (21時52分)

【1ポイント速報】大坂なおみ マドリッドOP1回戦 (20時38分)

ダニエル太郎 熱戦制し初戦突破 (20時36分)

【1ポイント速報】ダニエルvsブキッチ (18時40分)

大坂なおみ 初戦の相手ミネンとは? (18時36分)

ディアドラ 80年代/90年代イメージの新作入荷 (15時54分)

引退の元世界1位に多くの惜別の声 (15時35分)

メド、クレーに自信も勝敗は「五分五分」 (14時25分)

シナー「自分に重圧かけたくない」 (11時10分)

アルカラス「ラファと決勝戦えたら最高」 (10時09分)

望月 マドリッドOP本戦入りならず (8時21分)

4月23日

17歳 小池愛菜 逆転勝ちで初戦突破 (21時42分)

高校同期!清水/トゥロター組が勝利 (20時40分)

ジョコ「もう一度ナダルと対戦したい」 (19時09分)

【インタビュー】33歳で初Vシュトルフ (17時53分)

元世界2位バドサ告白「あと数年」 (15時50分)

錦織圭 全仏OP直前ツアー大会出場へ (14時35分)

24選手参戦! 新作テニスゲーム発売へ (12時19分)

マドリッド予選 ティーム、ガスケら初戦突破 (11時42分)

16歳 ツアーキャリア2試合目でナダルと激突 (10時29分)

ジョコ 5度目の受賞に「光栄」 (8時38分)

望月慎太郎 マドリッド本戦に王手 (7時23分)

【動画】大坂なおみ クレーコート2年ぶり勝利の瞬間! (0時00分)

4月22日

年齢差21年117日の対戦 MS歴代最大に (22時48分)

ナダル、レーバー杯出場が決定 (21時54分)

第1シードはシナー マドリッド組合せ決定 (19時35分)

西岡78位 ダニエル85位に (18時31分)

大坂なおみ 5つ下げて197位 (17時31分)

33歳で悲願達成「長い間待ってた」 (16時33分)

無免許ルバキナ、ポルシェの使い道は? (16時09分)

世界1位通算100週 史上9人目快挙  (12時15分)

初優勝から6年、2度目のツアーV (11時06分)

大坂なおみ 初戦は予選勝者 (9時25分)

ルード 悲願V、雪辱果たす (8時04分)

【動画】3時間59分の死闘制した19歳のシャン (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!