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女子テニスツアーのBNLイタリア国際女子(イタリア/ローマ、レッドクレー)は16日、シングルス3回戦が行われ、第2シードのM・シャラポワ(ロシア)が第16シードのS・スティーブンス(アメリカ)を6-2, 6-1のストレートで下し、危なげなく準々決勝へ駒を進めた。
シャラポワは、試合後「とても厳しい試合を予測していたの。今シーズン、彼女(スティーブンス)は最高のスタートを切っていたわ。全豪オープンでは自身初の4強入りも果たしていたし。とても質の高いテニスをするのを知っていたから。」と、スティーブンスとの試合を警戒していた。
加えて「今日の試合は、出だしから良いプレーが出来た事がとても重要だった。そして、集中を切らす事なく試合を進められて、良い形で試合を終える事も出来たの。」とシャラポワは、試合を振り返った。
準々決勝でシャラポワは、第7シードのS・エラーニ(イタリア)と顔を合わせる。この日エラーニは、第12シードのM・キリレンコ(ロシア)と対戦したが、エラーニが6-3, 2-0とリードした時点でキリレンコが左膝の痛みを訴え途中棄権を申し入れたため、エラーニに勝利が転がり込んだ。
準々決勝について、シャラポワは「地元選手である彼女(エラーニ)との対戦は、更に厳しいものになるでしょう。観客の声援が力になるはず。これまでも彼女とは厳しい試合を戦ってきたけど、4度の対戦全てで勝利を飾れているわ。でも、彼女は本当に素晴らしい選手なの。」と、気を引き締めていた。
対するエラーニは「今日はシングルスでも良いプレーが出来たし、その後のダブルスでも勝利を飾れたから、本当に良い1日になった。シングルスでは、特に第1セットはベストのプレーが出来て、その後彼女(キリレンコ)が膝の怪我で棄権となってしまった。それでも祖国ローマで、こうしてベスト8入りが出来たのはとても嬉しいし、特別な思い。」と、喜びのコメント。
この日の勝利でエラーニは、来週発表の最新の世界ランクで自己最高位となる初のトップ5入りが決まった。イタリア人ではF・スキアボーネ(イタリア)に次ぐ2人目となるトップ5入りを果たす。
この日行われた試合結果は以下の通り。
○S・ウィリアムズ(アメリカ)(1) vs. ●D・チブルコワ(スロバキア)(14), 6-0, 6-1
○M・シャラポワ(2) vs. ●S・スティーブンス(16), 6-2, 6-1
○V・アザレンカ(ベラルーシ)(3) vs. ●森田あゆみ(日本), 6-1, 2-0 (途中棄権)
●N・リー(中国)(5) vs. ○J・ヤンコビッチ(セルビア), 6-7 (2-7), 5-7
○S・エラーニ(7) vs. ●M・キリレンコ(12), 6-3, 2-0 (途中棄権)
●P・クヴィトバ(チェコ共和国)(8) vs. ○S・ストザー(オーストラリア)(9), 5-7, 6-2, 1-6
●R・ビンチ(イタリア)(13) vs. ○S・ハレプ(ルーマニア), 4-6, 2-6
○C・スアレス・ナバロ(スペイン) vs. ●L・ドミンゲス=リノ(スペイン), 6-2, 6-3
今大会の優勝賞金は34万3,548ユーロ。
《BNLイタリア国際 男女ドロー表》
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