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男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン(アメリカ/インディアンウェルズ、ハード)は、シングルス決勝戦が行われ、第5シードのR・ナダル(スペイン)が第7シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を4-6, 6-3, 6-4の逆転で下し、今季3度目の優勝を飾ると同時に、通算53度目の優勝を決めた。
ナダルは膝の怪我により戦線離脱していたが、今年のVTRオープンで復帰を果たし、その後のブラジル・オープンとアビエルト・メキシコ・テルセル・オープン男子の2大会で優勝を飾った。またハードコートでの試合は、今大会が復帰後初の出場だった。2007・2009年の今大会覇者であるナダルは、第2シードのR・フェデラー(スイス)、第6シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)などを下し、決勝戦へ駒を進めていた。
敗れたデル=ポトロは、通算15度目の優勝を狙ったが、ナダルに逆転を許してしまった。デル=ポトロは、今大会で第3シードのA・マレー(英国)や世界ランク1位で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)などを破り、決勝進出を果たしていた。
この試合、第1セットを先取したデル=ポトロは、第2セットも序盤でナダルのサービスゲームをブレークし、リードする。しかし、第2セットの第6ゲームでナダルにブレークバックを許し、ゲームカウント3-3となる。
その後、試合の主導権を握ったナダルは、第8ゲームでもブレークに成功、続く第9ゲームのサービング・フォー・ザ・セットでは最後サービスエースを決めてセットカウント1-1とし、勝負の行方は第3セットへ突入する。
第3セット、序盤でデル=ポトロのサービスゲームをブレークしたナダルは、その後もサービスキープを続け、ゲームセットとなった。優勝の瞬間、ナダルはコートに倒れ込み、喜びを表現した。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
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