男子テニスツアーのマスターズ大会であるBNPパリバ・オープン男子（アメリカ/インディアンウェルズ、ハード）は１４日、シングルス準々決勝が行われ、第５シードのＲ・ナダル（スペイン）が第２シードのＲ・フェデラー（スイス）を6-4, 6-2のストレートで下し４強入りを果たした。
フェデラーからのサービスゲームで始まった第１セット、両者サービスキープが続く均衡した試合展開となったが、第７ゲーム、フェデラーのサービスゲームの場面、自身のミスショットからデュースに突入。そのチャンスでナダルがフェデラーの右を抜くパッシングショットを決めブレークを奪う。
続くゲームをナダルがキープすると、フェデラーにブレークポイントすら与えず、最後はサービスエースで締めたナダルが６－４でファーストセットを奪う。
第２セットに入ってもナダルの勢いは止まらず、第１ゲーム・第２ゲームとフェデラーに１ポイントも許さず２ゲームアップと大きくリードする。
巻き返しを図りたいフェデラーだったが、第４ゲーム・第７ゲームでナダルにブレークを許し１時間２４分でゲームセット。ナダルはフェデラーに対して１９勝１０敗と勝利を重ねて準決勝進出を果たした。
勝利したナダルは、この日Ｋ・アンダーソン（南アフリカ）を6-4, 6-4のストレートで下した第６シードのＴ・ベルディフ（チェコ共和国）と決勝進出をかけて対戦する。
《BNPパリバ・オープン男女シングルス対戦表》
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