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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会7日目の20日、世界ランク1位で第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第15シードのS・ワウリンカ(スイス)に1-6, 7-5, 6-4, 6-7 (5-7), 12-10のフルセットで勝利、大接戦の末にベスト8進出を決めた。
昨年の今大会決勝でジョコビッチは、R・ナダル(スペイン)との史上最長となる5時間53分という死闘の末に優勝を成し遂げていた。
ジョコビッチは、ワウリンカに69本のウィナーと16本のサービスエースを決められるも、15度あったブレークチャンスから7度のブレークに成功、5時間2分で試合に終止符を打った。
ジョコビッチのマッチポイントでは、ネットに出るワウリンカに対し、ジョコビッチがバックハンドのパッシングショットを決めた。ファイナルセットは、1時間44分にも及んだ。
もしジョコビッチが敗れていた場合、今大会にて世界ランク1位で第1シードの選手がベスト8を前に敗れるのは、2003年以来のこととなっていた。その時は、当時世界ランク1位で第1シードだったL・ヒューイット(オーストラリア)がY・エル・アイナウイ(モロッコ)に4回戦で敗れ、8強入りを逃していた。
ジョコビッチは、昨年R・フェデラー(スイス)に世界ランク1位の座を奪われるも、シーズン終盤でツアー優勝するなどで、王者返り咲きを果たしていた。さらにジョコビッチは、昨年ATPワールド・ツアー・ファイナルの決勝でフェデラーに勝利し優勝、シーズンを最高の形でフィニッシュさせていた。
ジョコビッチとワウリンカは過去13度対戦し、ジョコビッチが11勝2敗と勝ち越していた。
勝利したジョコビッチは準々決勝で、K・アンダーソン(南アフリカ)に勝利した第5シードのT・ベルディフ(チェコ共和国)と対戦する。
【全豪オープン スコア速報】
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