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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会3日目の16日、男子シングルス2回戦が行われ、第16シードの錦織圭(日本)がC・ベルロク(アルゼンチン)に7-6 (7-4), 6-4, 6-1のストレートで勝利、3回戦進出を果たした。
【第1セット】
第1セット、錦織は第3ゲームでベルロクのサービスゲームをラブゲームで破り、ゲームカウント2-1とリードする。しかし錦織は、ベルロクのスピンの効いたショットに苦しみ、続く第4ゲームですぐさまブレークバックをベルロクに許す。
その後、両者サービスキープを続け、タイブレークヘ突入。タイブレークに入ると錦織は、鮮やかなフォアハンドのウィナーを決めるなどで第1セットを先取する。
【第2セット】
第2セットで錦織は、1度のブレークをベルロクに許すも、2度のブレークに成功し、第9ゲームでサービング・フォー・ザ・セットのゲームを迎える。しかし、ここでベルロクにブレークバックを許してしまい、ゲームカウント5-4となる。
続くベルロクのサービスゲームである第10ゲーム、集中力を切らさなかった錦織がブレークを奪い、セットカウント2-0とする。
【第3セット】
第3セットに入り調子を上げた錦織は、第2ゲームでブレークに成功、ゲームカウント3-0とする。その後もブレークに成功した錦織が、2回戦突破を決めた。
今大会1回戦で錦織は、V・ハネスク(ルーマニア)に第1セットを奪われるも、逆転で勝利していた。
今年に入り錦織は、ブリスベン国際男子に出場し4強入りを果たすも、準決勝のA・マレー(英国)戦で左膝の負傷により途中棄権を申し入れていた。その後、エキシビション大会であるクーヨン・クラシックに出場、元世界ランク12位のP・H・マチュー(フランス)に勝利し、膝の不安を感じさせないプレーを披露した。
また、錦織は昨年の今大会でS・ロバート(フランス)、M・エブデン(オーストラリア)、J・ベネトー(フランス)、JW・ツォンガ(フランス)に勝利し、マレーとの準々決勝まで勝ち進んだ。
勝利した錦織は3回戦で、第23シードのM・ヨージニ(ロシア)とE・ドンスコイ(ロシア)の勝者と対戦する。
【全豪オープン男子 スコア速報】
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