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14日から開幕する今年最初のグランドスラムである全豪オープンに、第16シードで出場する錦織圭(日本)が意気込みを語った。
昨年の今大会でJW・ツォンガ(フランス)にフルセットで勝利しベスト8進出を果たし、日本男子選手ではオープン化以降初となる快挙を成し遂げた。グランドスラムでは、1995年のウィンブルドンでの松岡修造(日本)以来となった。
錦織は記者会見の場で「ここには、いい思い出がある。昨年はいいプレーが出来た。初戦はプレッシャーがかかるでしょう。上手くいけば昨年と同じ(ベスト8)、もしくはそれ以上にいける。」と、話した。
昨年、世界ランキングを25位でスタートさせた錦織は、その後自己最高となる15位を記録した。さらに楽天ジャパン・オープンでは、2008年デルレイビーチ国際テニス選手権以来となるツアー大会2度目の優勝を果たし、ツアー公式戦となった1973年以降で日本人初の優勝となる快挙を成し遂げた。
そのことについて錦織は「母国で優勝するのは目標だった。ここ3・4年はいいプレーが出来なかったけど、昨年は違った。その大会で優勝するのは、私の夢の一つだったから、本当に幸せだった。」と、コメント。
さらに「楽天ジャパン・オープン(優勝)や、多くのトップ10に勝利してきたことで、昨年から自信がついてきている。だから、最高のテニスをしたいし、良い結果も得たい。」
今年に入り錦織はブリスベン国際男子に出場し、M・マトセビッチ(オーストラリア)、T・ロブレド(スペイン)、A・ドルゴポロフ(ウクライナ)を下し、4強入りを果たす。しかし、準決勝のA・マレー(英国)戦で左膝の負傷により途中棄権を申し入れた。
その後、エキシビション大会であるクーヨン・クラシックに出場、元世界ランク12位のP・H・マチュー(フランス)に勝利し、膝の不安を感じさせないプレーを披露した。
その後、土曜日に練習試合を行った錦織は「膝は大丈夫だった。何も起きずに3セットのプレーが出来た。」と、語った。
また、世界ランキングトップ10入りについては「そのために、しなければいけなことがたくさんある。体の強さを維持しなければいけないし、グランドスラムでいいプレーをしなければいけない。」と、錦織。
今年の全豪オープンで錦織は、初戦で世界ランク61位のV・ハネスク(ルーマニア)と対戦する。
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