- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

セリーナとアザレンカが13度目の激突へ◇ブリスベン国際女子

女子テニスツアーのブリスベン国際女子(オーストラリア/ブリスベン、賞金総額100万ドル、ハード)は大会5日目の3日にシングルス準々決勝4試合が行われ、第1シードのV・アザレンカ(ベラルーシ)が予選勝者のK・ペルバク(ロシア)を6-1, 6-0で一蹴し、準決勝で第3シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)と対戦を決めた。

世界ランク1位のアザレンカは、第1セットでペルバクに1度ブレークを許したが、第1セット・第2セットを通してペルバクに1度も自身のサービスゲームをキープさせず全てブレーク。69分の圧勝でペルバクを退けた。

「今日はとても良い試合だった。試合の中で厳しいゲームも幾つかあったけど、終始良いプレーが出来たと感じている。大切なポイントではチャンスを生かし切ってゲームを決める事が出来た。それが今日の勝利の鍵だと思う。」とアザレンカは、勝因を分析していた。

2009年に1度だけ今大会へ出場していたアザレンカは、その時は優勝を飾っていたため、今大会の成績を7勝0敗とし、2度目の優勝を目指して準決勝では第3シードで宿敵のセリーナと対戦する。セリーナはこの日、S・スティーブンス(アメリカ)との同胞対決を6-4, 6-3で制しての勝ち上がり。

昨シーズンはウィンブルドンで優勝後、ロンドンオリンピック、全米オープン、ツアー最終戦と全てのビッグイベントを制したセリーナは、自身のサービスで73パーセントの確率でポイントを獲得し、スティーブンスに1度もブレークを許さず、各セットで握ったブレークチャンスをすかさず生かし、72分のストレートで勝利をものにした。

31歳のセリーナに対し19歳のスティーブンスは、アメリカ女子テニス界期待の若手で、2011年のシーズンを97位で終えると、昨シーズンは自己最高位の36位を記録。シーズンを38位で終える活躍をみせていた。

セリーナは「彼女(スティーブンス)が真剣に向かって来たの。これまでもいつも言い続けて来たけど、彼女は本当に良い選手。とても良いテニスをしているし、試合中も落ち着いていて、私自身のキャリアでは、持っていない何かを持っているの。とても成長した姿を見せてくれた。」と、成長著しい後輩を称賛し切っていた。

セリーナはアザレンカとはこれまで12回対戦し、11勝1敗と圧倒している。そのアザレンカとの対戦を問われてこう答えていた。

「スローン(スティーブンス)には感謝しなくちゃ。だってこんな素晴らしい試合をする機会をくれたんだもの。だって明日は、また素晴らしい選手と対戦しなければならないから。しっかり準備が出来ている事を確認しなければならない。特にヴィクトリア(アザレンカ)との対戦には、常に失う物がないという思いで臨まなければならない。なぜなら彼女は昨年最も安定したプレーを見せた選手だから。勝てる保証など何もない。ただコートに立ってベストを尽くすのみ。」

と、対戦成績では圧倒しているものの、アザレンカの実力の高さを認識しながら、試合へ気を引き締めていた。

もう一方の準決勝は、ノーシードから勝ち上がったA・パブリュチェンコワ(ロシア)とラッキールーザーのL・ツレンコ(ウクライナ)との対戦となった。この日、パブリュチェンコワは第4シードのA・ケルバー(ドイツ)を7-6 (7-3), 7-6 (7-3)で、ツレンコはD・ハンチュコバ(スロバキア)を6-3, 6-4で下しての勝ち上がり。

パブリュチェンコワは2回戦で第6シードのP・クヴィトバ(チェコ共和国)を下し、この日も第4シードのケルバーとの接戦を制していた。自身のサービスでは79パーセントと高い確率でポイントを獲得したパブリュチェンコワは、各タイブレークでは終始ケルバーを圧倒し、1時間55分のストレートで勝利を飾った。

「オスシーズンの厳しいトレーニングがシーズン最初のこの大会で成果が出るとは思わなかった。この試合も何とか勝ち切れて本当に嬉しい。彼女(ケルバー)は本当に素晴らしいファイターだし、守りも素晴らしい。だから終始攻撃的なプレーに徹したらそれが功を奏したの。」とパブリュチェンコワは、勝った要因を明かした。

2011年には自己最高位の13位を記録するも、昨年は36位でシーズンを終えるなど、好調さを維持出来なかったパブリュチェンコワ。

「去年は好不調の波が激しく悩まされた一年だった。良い休養が取れて良いスタートが切れている。オフシーズンには全ての事を練習し直して、それが今週徐々に、試合を重ねるごとにコートで現れている。こうして4強入りも出来た。全てがこうして報われて嬉しく感じている。」と、素直な喜びをコメントしてた。

そのパブリュチェンコワと決勝進出懸けて対戦する世界ランク116位のツレンコは、予選最終ラウンドでO・プチコワに敗れていたが、世界ランク2位で第2シードのM・シャラポワ(ロシア)は直前で大会を棄権したため、ラッキールーザーで本戦入りして2回戦から登場していた。その幸運を生かしたツレンコは、これまでのWTAでの最高成績は昨年2月のメンフィスでのインターナショナル大会のベスト8だった。

開幕戦のプレミア大会で見事ベスト4入りしたツレンコは「ラッキールーザーとして本戦入りしたのも初めての事。こんな大きな大会でシャラポワの後に2回戦に入る何て本当に驚きだった。昨日はセンターコートでプレッシャーを感じていたけど、それが終わるともうプレッシャーなんて無くなっていた。今は全てを楽しんでいるし、チャンスが目の前にあるの。それを一生懸命捕まえているだけ。」と、興奮気味に語っていた。

この勝ち上がりでツレンコはトップ90入りが確実となり、昨年記録した自己最高位の94位を塗り替える事が決まっている。もし決勝進出を果たすと、世界ランクも70位前後へジャンプアップする事になる。

この日行なわれた試合結果は以下の通り。

○V・アザレンカ (1) vs. ●K・ペルバク, 6-1, 6-0
○S・ウィリアムズ (3) vs. ●S・スティーブンス, 6-4, 6-3
●A・ケルバー (4) vs. ○A・パブリュチェンコワ, 6-7 (3-7), 6-7 (3-7)
●D・ハンチュコバ vs. ○L・ツレンコ, 3-6, 4-6

今大会の優勝賞金は16万2987ドル。

(翻訳/弓削忠則)

(2013年1月4日10時40分)

その他のニュース

5月8日

ナダル、ローマ初戦は世界108位 (8時44分)

【告知】大坂なおみ ローマ1回戦 (7時28分)

5月7日

引退表明もシュワルツマン予選突破 (22時39分)

ジョコ、ナダルらに次ぐ5人目の記録 (21時30分)

望月慎太郎 世界463位に屈し初戦敗退 (20時00分)

【1ポイント速報】望月慎太郎 1回戦 (18時35分)

西岡良仁とダニエル太郎 その差わずか (18時06分)

錦織圭 Jr大会の表彰式サプライズ登場 (16時56分)

今年も開催!白子テニスフェスティバル (15時02分)

準Vオジェ 約7ヵ月ぶりトップ20へ (12時44分)

テニス習慣・ライフスタイルアンケート実施中 (12時05分)

世界1位の女王 老舗雑誌の表紙に再登場 (11時01分)

世界5位に全仏欠場の可能性「調子は良いけど…」 (10時03分)

ジョコvsナダル、ローマでの実現は? (8時27分)

西岡良仁 ローマ初戦は世界46位に決定 (7時19分)

島袋将 18歳新鋭と対戦も途中棄権 (0時37分)

5月6日

ダニエル太郎 世界135位に屈する (23時57分)

引退発表の翌日に激闘制す (22時35分)

【1ポイント速報】島袋将 18歳新鋭と対戦 (21時21分)

【1ポイント速報】ダニエル太郎、シュワルツマンら初戦 (21時20分)

大坂なおみ 初戦は世界45位に決定 (18時57分)

引退シュワルツマン 錦織圭らとの戦績 (17時59分)

3試合以上できる!混合ダブルス大会開催 (14時31分)

世界2位、欠場に苦しい思い吐露 (13時10分)

「両足が痙攣」激闘の末に準V (12時07分)

大坂なおみ 24上げて173位浮上 (11時05分)

ビッグカップルが交際に終止符 (10時05分)

元世界8位が来年限りで引退 (9時04分)

4連敗不調からのマスターズ制覇 (8時06分)

5月5日

マドリッドOP 新王者誕生へ (22時41分)

内島萌夏 第1シード撃破しV (21時26分)

アルカラス21歳に BIG3と比較 (19時06分)

「女子テニスは退屈」まだ言える? (17時38分)

錦織圭&全豪Jr王者の坂本怜が練習 (16時13分)

初中~中級 男子シングルス大会開催 (15時23分)

全チーム賞金獲得!団体戦開催 (15時23分)

内田海智 通算2度目の複V (15時02分)

2000年代生まれで男女初の20勝目 (12時39分)

シングルス主戦場の2人が複制覇 (11時32分)

世界2位&3位が負傷で欠場 (10時05分)

2連覇逃し準Vも「ポジティブ」 (9時27分)

死闘の末リベンジ果たし20度目V (8時28分)

錦織圭 6日開幕チャレンジャー欠場 (7時20分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!