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男子プロテニス協会であるATPが、2012年のシーズンで際立った活躍した選手に贈る各賞の受賞者を発表し、最も成長した選手に贈られる「Most Improved Player Of The Year」はM・マトセビッチ(オーストラリア)に贈られた。
26歳のマトセビッチは、昨シーズンATPツアーレベルではわずか3勝しか上げられずにいたが、今シーズンだけで17試合で勝利を飾り、203位でシーズンを始めるとデルレイビーチで準優勝、ロサンゼルスでベスト4入りした他、ツアー下部では2度のチャレンジャー大会での優勝を飾り、10月には自己最高位の47位を記録。今季を49位で終える活躍をみせた。
この賞にノミネートしていた他の選手には添田豪(日本)がいた。添田は今季まではトップ100にわずか4週間しか入っていなかったが、チェンナイとアトランタでベスト4入りするなど、120位でスタートした今季を7月には自己最高位の47位を記録。60位でシーズンを終えていた。
また、添田はウィンブルドンで1回戦でI・クニツィン(ロシア)勝利し、悲願のグランドスラム初勝利をあげた。さらに出場を熱望していたロンドンオリンピックに出場し、錦織圭(日本)とのダブルスでは、2008年北京オリンピックで金メダルを獲得したR・フェデラー(スイス)/S・ワウリンカ(スイス)組に敗れるも、第1セットを奪い善戦した。
《「ロンドン五輪 錦織/添田 vs フェデラー/ワウリンカ戦」はこちら》
その他、J・シャーディ(フランス)、J・モナコ(アルゼンチン)、P・ロレンジ(イタリア)、B・パイユ、A・ラモス(スペイン)、L・ロソル(チェコ共和国)、A・セッピ(イタリア)、G・ゼミヤ(スロベニア)がノミネートされていた。
(翻訳/弓削忠則)
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