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女子テニスのWTA125シリーズのOCE台北WTAレディース・オープン(台湾/台北、賞金総額12万5000ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第4シードのK・ムラデノビッチが地元期待の第5シードK・チャン(台湾)を6-4, 6-3で下し、優勝を飾った。19歳のムラデノビッチは優勝賞金2万ドルを獲得した。
10代若手のムラデノビッチは今夏の終盤辺りから力をつけてきており、モントリオールの大会のダブルスで優勝すると、全米オープンでは3回戦進出、またケベックシティの大会でもシングルスはベスト4、ダブルスでは優勝していた。
ムラデノビッチは、その勢いを今大会でも持続させ、最初4試合のうち3試合はフルセットまでもつれ込んだものの、決勝ではストレート勝ちを決め、トロフィーを手に入れた。
また同日にダブルス決勝も行われ、ムラデノビッチがH・チャンと組んで第1シードとして登場、シングルス決勝でも戦ったチャンとO・ゴヴォルツォバ(ベラルーシ)が組んだ第2シードペアを5-7, 6-2 [10-8]で振り切り、ムラデノビッチは2冠を達成した。第1シードペアはスーパータイブレークで2-7と大きくリードされていたが、そこからの見事な逆転優勝だった。
試合後、ムラデノビッチは「WTAのイベントで2冠を達成したのは初めてのこと。今週はすばらしい週になった。とてもハッピーです!ダブルス決勝では劣勢に立たされてしまったけど、パートナーに1ポイント1ポイントプレーしよう、試合はまだ終わっていない、と話しかけた。毎ポイント一生懸命プレーし、最後まで自分たちのことを信じた。結果に満足しています。」と、話した。
H・チャンはツアーでお馴染みの、全豪ダブルスで準優勝の経験もあるダブルスの名手Y・チャン(台湾)の妹。そのチャンは、ダブルスで優勝を決めて次のように語っている。
「今回の優勝は私にとって大きな意味を持っている。この大会がITFトーナメントだったとき、ダブルスでワイルドカードを得て姉と組んでITFのダブルスで初優勝を飾った。そして今日はムラデノビッチと組んでこのWTA125の大会で初優勝を挙げることができた。信じられない気持ちだし、故郷の台北でのプレーを本当に楽しむことができた。」
一方、シングルス、ダブルスともに準優勝に終わったK・チャンは「今日は本調子ではなかった。集中力は低く、望んでいた結果を手に入れることができなかった。当然のことながら本当にがっくりしているわ。でも落ち込んでも結果が変わる訳ではないから、次のトーナメントではよりよい成績を収められるように願うだけね。」と、述べた。
チャンはまた「今週、会場に来て私を応援してくれた皆さん、本当に感謝しています。来年も今大会に出場し、より良い成績を収められるように努力します。」とも話している。
WTA125の2大会目は今週、インドのプネーで行われる。
(翻訳/森田系太郎)
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