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男子テニスツアーの楽天ジャパン・オープン(日本/東京、ハード)は2日、シングルス1回戦が行われ、今大会の第1シードでディフェンディングチャンピオンのA・マレー(英国)がラッキールーザーのI・カルロビッチ(クロアチア)にストレートで勝利し、L・ラコ(スロバキア)と2回戦で対戦することが決まった。
マレーは1回戦でG・モンフィス(フランス)と対戦する予定であったが、モンフィスが右ひざ故障のため、今大会を欠場すると発表。代わりにラッキールーザーのカルロビッチが出場していた。
試合後、ロンドンオリンピック シングルスで金メダル・ミックスダブルスではL・ロブソン(英国)とのペアで銀メダルを獲得、さらに全米オープン覇者であるマレーがインタビューに答えた。
グランドスラムのチャンピオンとしてコートに立ち、どのような気分だったかと聞かれたマレーは「これまでと違った感じはなかった。しばらくプレーをしていなかったから、今日のカルロビッチのような選手と対戦するのはタフだった。試合前や試合中も少し違和感があったけど、カルロビッチのトリッキーなプレーに対し、いいプレーが出来た。パッシングショットなどもよく決まったと思う。」
またマレーは「グランドスラムの後半戦に入った時のように、自分を信じる力を感じてくるのではないかと思う。」と、コメント。
グランドスラムチャンピオンとしての責任は感じているのかと聞かれ「1年を通して試合をしているけど、自分らしいプレーをするのは非常に難しい。全米オープン後、自分の目標を新たにリセットしなければならないと考えている。」
加えて「以前の自分はグランドスラムで優勝するという目標が大切だったから、次のグランドスラムに集中しすぎていた。だから、グランドスラムまでの試合1つ1つに集中することが出来なかったと思う。今はグランドスラムで優勝することが出来た。これからは1年を通して1つ1つのトーナメントで、1球1球のボールに目を離さず責任を持って、全ての試合でいいプレーが出来るよう心掛けていく。」と、マレー。
G・モンフィスの欠場により、急遽カルロビッチとの対戦に変更したことについては「良かったことは、その変更が昨日の夜わかったこと。時々ラッキールーザーの場合ギリギリになって選手の変更があるから、色々考えることが出来た。また今日の朝の練習でも、彼(カルロビッチ)はビッグサーバーでネットにも出てくるから、そのことを念頭において作戦を練ることが出来た。」
全米オープン後はいつ頃から練習を再開したかと聞かれたマレーは「(全米オープンの)決勝が月曜日だったから、翌週の火曜日に練習を再開したと記憶している。だから7日間の休養を取ったと思う。」
また、休養後の練習再開はどうだったかと聞かれ「練習を楽しみにしていた。体に痛みを感じる箇所はあったけど、それは全米オープンで長い試合があったから。また、長い夏シーズンがあったから、体が慣れるまでに時間がかかった。」と、マレー。
久々の試合については「メンタル面は数週間プレーをしていなかったから、カルロビッチという要素も考えて難しかった。でも必要な時にいいプレーが出来た。特にタイブレークではミニブレークダウンだったけど、そこから巻き返せた。あと、自分のサービスゲームでは9ポイントしか失っていないはずだから、サービスゲームも集中することが出来た。体力面・フィジカル面ではちょっと体が硬いと感じた。また、日本に到着したときに少し具合が悪くなった。その辺りでは体調が悪かったけど、もう大丈夫。」
第1セットで腰か背中を痛めたように見えたことについては「ある一つの動きでギクッときた。これはよく起こること。今日のカルロビッチのように、あまりラリーは長くないけど彼はアグレッシブなプレーをするから、こちらもアグッシブにならなければいけなかった。あと、レシーブした後に速くリカバリーをしなければいけない。彼がネットに出てくる逆側に走ってパッシングショットとかを打たなければいけないから、そのような動きをしてしまった。問題はないと思う。セカンドセットでは全く問題はなかった。」
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