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クレイステルスを下したロブソン、快進撃止まらない◇全米オープン

テニスのグランドスラムである全米オープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会5日目の31日、女子シングルス3回戦が行われ、L・ロブソン(英国)が第9シードのN・リー(中国)に6-4, 6-7 (5-7), 6-2のフルセットで勝利、四大大会で初のベスト16に名を連ねた。

18歳のロブソンは2回戦で、今大会を最後に引退を表明している第23シードのK・クレイステルス(ベルギー)に7-6 (7-4), 7-6 (7-5)のストレートで下す大金星をあげていた。この日も2011年全仏チャンピオンのリーに勝利し、今大会の台風の目となった。

第1セット、ファーストサーブが入った時に77パーセントの確率でポイントを重ねたロブソンが40分でセットを先取する。

第2セット、追い込まれたリーは凡ミスを17本犯すも15本のウィナーを決めるなどで追い上げる。そして互いに1度ブレークを奪い合い、このセットはタイブレークへ突入。ここで世界ランク8位の力を見せたリーが5-5の場面でグランドスマッシュをきっちり決めるなど、第2セットを63分で奪い取り、勝利に行方はファイナルセットへ。

ファイナルセットはファーストサーブが入った時に85パーセントの確率でポイントを取るロブソンに対し、その勢いにリーは押されブレークチャンスを1度も握る事が出来なかった。それに対し、このセットだけで7度のブレークチャンスを掴んだロブソンは2本をものにし、ゲームカウント5-2とサービング・フォー・ザマッチを迎える。

サービング・フォー・ザマッチの第8ゲーム、40-30で最後ロブソンの放ったサーブをリーのリターンがアウトし、1時間25分で試合終了。勝利の瞬間ロブソンは、両手の拳を握りしめて喜びを爆発させた。

試合後、ロブソンは「これまでベテラン選手たちとの厳しい試合を多くこなしてきたの。その経験があったからこそ、彼女から勝利をあげることが出来ているわ。」と、勝利の要因を語った。

ファイナルセットのゲームカウント2-2、ロブソンはブレークポイントを握るが、そのポイントでベースラインの際どいボールをラインジャッジがアウトの判定。その後ポイントのやり直しとなり、この判定に対して会場の観客から不満の声が出る中、結局ロブソンはブレークに成功する。その時ことについては「少しイライラしていたわ。けれど、それは時々起こることよ。そのゲームの後にサービスキープ出来たから助かったわ。」とコメント。

トップ選手たちと戦うことについて「キャロラインやマリアと練習しているときもそうだけど、トップ選手たちと戦うことが出来るといつも思っていたわ。」と語った。

またロブソンは、今年のロンドンオリンピックでA・マレー(英国)とのミックスダブルスで銀メダルを獲得していた。

敗れたリーは今大会の前哨戦であるW&Sオープン女子で優勝を飾っていたが、ロブソンの勢いを止めることは出来なかった。「多くのミスをしてしまい、彼女(ロブソン)に多くのポイントをあげてしまったわ。」

この日の試合結果は以下の通り。

V・アザレンカ(ベラルーシ) (1) ○-× 鄭潔 (28), 6-0, 6-1
M・シャラポワ(ロシア) (3) ○-× Mallory Burdette, 6-1, 6-1
P・クヴィトバ(チェコ共和国) (5) ○-× P・パルメンティエ(フランス), 6-4, 6-4
S・ストザー(オーストラリア) (7) ○-× V・レプシェンコ(アメリカ) (31), 7-6 (7-5), 6-2
L・ロブソン ○-× N・リー (9), 6-4, 6-7 (5-7), 6-2
M・バルトリ(フランス) (11) ○-× K・ラドノビ, 6-2, 6-4
N・ペトロワ(ロシア) (19) ○-× L・サファロバ(チェコ共和国) (15), 6-4, 7-5
A・タチシュビリ(グルジア) ○-× M・ミネッラ(ルクセンブルグ), 7-5, 6-0

(2012年9月1日14時03分)

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