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男子テニスツアーのマスターズ大会であるソニー・エリクソン・オープン男子(アメリカ/マイアミ、賞金総額397万3050ドル、ハード)は火曜日にシングルス4回戦8試合を行い、第16シードの錦織圭(日本)が第2シードのR・ナダル(スペイン)に挑むも、4-6, 4-6のストレートで敗れベスト8進出とはならなかった。
ナダルのサーブで始まったこの試合、第1ゲームから錦織は15-40とチャンスを掴む。しかし決して諦めないナダルは、そのゲームだけで5度のデュースにもつれるも13分でキープに成功、その後の試合展開を象徴するスタートとなった。
このセットで先にブレークに成功したのは錦織で2-1とリードするも、ナダルがすかさずブレークバック。その後、両者サービスキープを続け5-4とナダルがリードの時、ナダルがメディカル・タイムアウトを要求。左膝の治療を受けて再開された試合で、ナダルは錦織のサーブをブレークしそのセットを先取。
第2セットでは第2ゲームでダブルフォルトを犯し、先にブレークされた錦織は追いかける展開に。5-3とナダルのサービング・フォー・マッチでは、ネットに当たるコードボールが錦織のポイントになるラッキーもあり土壇場でブレークバック。しかし続く錦織のサーブでこのセット2度目のブレークを奪ったナダルが2時間10分で勝利を飾った。
「序盤はとても厳しい展開だった。出だしでもっと積極的にプレーするべきだった。第1セットの終盤は彼(錦織)より楽にサーブでポイントが取れるようになったと思う。第2セットでは3-0と良いスタートを切れたが、5-3からの第9ゲームではベストのテニスが出来ずブレークバックを許してしまった。それでもすぐにブレークする事が出来て、勝てた事は嬉しく思う。」とナダルは勝利の喜びをコメント。
昨年の今大会の2回戦でも対戦している両者。その時も同じスコアで負けている錦織だが、この日はストレートながら2時間を超える接戦を演じ、明らかに昨年とは内容の違う敗戦だった。ナダルは準々決勝で第6シードのJW・ツォンガ(フランス)と対戦する。この日ツォンガは第19シードのF・マイヤー(ドイツ)を6-3, 6-2で一蹴しての勝ち上がり。
その他、第1シードのN・ジョコビッチ(セルビア)が第17シードのR・ガスケ(フランス)を7-5, 6-3で、第4シードのA・マレー(英国)も第13シードのG・シモン(フランス)を6-3, 6-4と、順当に準々決勝へ駒を進めた。
「高いゴールを設定してはいるものの、1試合1試合しっかり戦わなければならない。これで準々決勝進出。次の対戦相手が誰であろうと厳しい相手には変わりはない。肉体的にもフィットしてしっかりしているし、精神的にも試合へ向けて準備は出来ている。試合へ臨めば全て勝ちに行くんだ。」とジョコビッチは高いモチベーションがある事を語っていた。
マレーはシモンに1度もブレークを許さず、各セット1度ずつブレークを奪い1時間46分でベスト8へ駒を進めた。「試合の序盤から良い感触でプレーが出来た。それは第1ゲームを取れた事が大きかった。何度かブレークポイントを握られ、長いラリーもありながらそのゲームをキープ出来たんだ。その後は硬さがなくなり、より良くなった。数日ぶりの試合で、その長い第1ゲームを取れて流れを掴む事が出来た。」
この日に予定されていた3回戦では、対戦相手で第26シードのM・ラオニチ(カナダ)が、練習中に怪我をして試合開始前に棄権を申し入れたため、不戦勝で4回戦進出となったマレー。そのため、この日試合は数日ぶりの試合で、序盤は硬さがあった事を語っていた。
ジョコビッチは第11シードのJ・M・デル=ポトロ(アルゼンチン)を6-3, 6-3で下した第5シードのD・フェレール(スペイン)と、マレーはG・ディミトロフ(ブルガリア)を7-6 (7-3), 6-2で倒した第9シードのJ・ティプサレビッチ(セルビア)とそれぞれ準々決勝で顔を合わせる。
そしてこの日は、地元アメリカ勢に明暗が分かれた。現在アメリカ男子ナンバー1で第8シードのM・フィッシュ(アメリカ)は第12シードのN・アルマグロ(スペイン)を6-3, 6-7 (2-7), 6-3のフルセットで下したが、3回戦で第3シードのR・フェデラー(スイス)を下す金星を飾った第31シードのA・ロディック(アメリカ)は第21シードのJ・モナコ(アルゼンチン)の前に5-7, 0-6で敗退した。
フィッシュとモナコがベスト4進出を懸けた準々決勝で戦う。
今大会の優勝賞金は65万9775ドル。
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