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女子テニスツアーのバークレイズ・ドバイ・テニス選手権女子(アラブ首長国連邦/ドバイ、賞金総額200万ドル、ハード)は23日、シングルス準々決勝4試合が行われ、第8シードのJ・ヤンコビッチ(セルビア)が第4シードのS・ストザー(オーストラリア)を6-4, 6-2のストレートで撃破、2年連続となるベスト4進出を決めた。
元女王であるヤンコビッチが、最後にトップ5から勝利を挙げたのは昨年の今大会準々決勝で、その時の相手もストザーだった。その時はファイナルセット1-4からの逆転で勝利していたヤンコビッチであったが、この日は第2セットだけで3度のブレークを奪うなど、1時間29分で快勝した。
「リターンがカギでした。」とヤンコビッチ。「彼女は女子ツアーで最高のサーブの持ち主ですし、それをリターンするのは簡単ではありません。私は集中していましたし、なるべくリターンを返しました。普段の彼女はサーブで相手を崩し、フォアハンドでポイントをコントロールします。今日は彼女にそれを許さず、リズムに乗せませんでした。」
ここ数日は風邪に悩まされていたストザーであったが、この日はヤンコビッチの前に白旗を上げた。「彼女のサーブがとても良かったです。押されていました。この試合に勝つために十分なプレーができていなかったのでしょう。」と、ストザーは試合を振り返っている。
2005年には今大会で決勝に進出しているヤンコビッチは、準決勝で世界ランク6位のA・ラドワンスカ(ポーランド)と対戦する。第5シードのラドワンスカはこの日、第9シードのS・リシキ(ドイツ)を6-2, 6-1で一蹴してのベスト8入りを決めている。
昨年あった唯一の対戦ではリシキに敗れているラドワンスカは、3-2で迎えた第1セット第6ゲームから一気に8ゲームを連取、試合の流れを掴んでいた。
元世界ランク1位同士の対戦となったナイトセッションでは、第3シードのC・ウォズニアキ(デンマーク)がA・イバノビッチ(セルビア)に6-3, 7-5で勝利している。
ディフェンディング・チャンピオンであるウォズニアキは、第2セット第12ゲームでこの日6度目のブレークに成功、1時間33分で2008年の全仏オープンを制したイバノビッチを振り切った。
大会連覇を狙うウォズニアキは、準決勝でJ・ジョルジュと対戦する。この日唯一となるノーシード同士となった試合で、ジョルジュはD・ハンチュコバ(スロバキア)に4-6, 6-3, 6-4の逆転で勝利、ベスト8入りを果たしている。
今大会の優勝賞金は44万6778ドル。
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