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男子テニスツアーのカタール・エクソンモービル・オープン(カタール/ドーハ、賞金総額102万4000ドル、ハード)は2日、シングルス1回戦6試合が行われ、第5シードのV・トロイキ(セルビア)がL・ロソル(チェコ共和国)に6-4, 7-6 (7-4)のストレートで勝利、2回戦に進出した。
この他のシード勢も順当な勝ち上がりを見せており、第6シードのA・ボゴモロフJR(アメリカ)がF・ボランドリ(イタリア)に5-7, 6-4, 6-2で、第8シードのA・セッピ(イタリア)がL・クボット(ポーランド)に6-2, 6-3のストレートで勝利している。
ノーシード同士の対戦となった3試合では、F・チポッラ(イタリア)がJ・アル-ムタワに6-0, 6-0で、A・ラモス(スペイン)がD・ツルスノフ(ロシア)に7-5, 6-2で、そしてB・ベッカー(ドイツ)がI・クニツィン(ロシア)に6-4, 7-5で勝利している。
今シーズンの開幕戦であり、全豪オープンの前哨戦として開催されている今大会には、世界ランク2位のR・ナダル(スペイン)と同3位のR・フェデラー(スイス)が出場しており、注目を集めている。
昨シーズンはウィンブルドン決勝で敗れたN・ジョコビッチ(セルビア)に世界ランク1位の座を奪われているナダルは、初戦でP・コールシュライバー(ドイツ)と対戦する。
昨年の7月以降、2位の座を守り続けているナダルは「常にトップでいることはできません。2011年は7、8か月は素晴らしいプレーをしていました。」と、昨シーズンを振り返った。
「ジョコビッチには全ての決勝で敗れています。しかし、ほとんど彼に負けただけです。これは前向きなことで、難しく重要なトーナメントのほとんど全てで決勝に進出できているのです。」
2011年、ナダルはジョコビッチと6度も決勝で対戦しながら、その全てで敗戦を喫していた。これについてナダルは、その時の自分のプレーが予測しやすかったと認め、今季からはパワーアップを図るために従来より重いラケットを使用していることを明らかにした。
「唯一分かっていることは、練習が必要なことです。残りのキャリアの中で、彼に勝つのに十分なのか、さらに100回も負けるのかはわかりませんが。」
「予想できることは、全ての選手に対し勝つチャンスを掴むため、練習に励むということです。ジョコビッチに勝つためだけではありません。彼と対戦するには、決勝に進まなくてはなりませんから。それだって、簡単なことではありません。」と、ナダルは自らのレベルを上げていくことを強調している。
一方のフェデラーもジョコビッチに関する質問から逃れることはできなかった。先週行われたエキシビションでジョコビッチに敗れているフェデラーは、昨シーズンの全豪オープンとUSオープンでジョコビッチに敗れているが、全仏オープン準決勝では43連勝中のジョコビッチの勢いを止めていた。
「彼は間違いなく昨シーズンで最も安定した選手だったし、これからのシーズンに向けて調子も良さそうだね。」とフェデラー。
さらにフェデラーは「彼はメディアだけではなく、選手からも注目を集めている存在になるでしょう。みんなの調子も良いみたいだし、誰が最高のスタートを切るのか興味深いね。」と、シーズン序盤の展望を口にしている。
今大会の優勝賞金は17万5380ドル。
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