- 国内最大の総合テニス専門サイト テニス365 - 錦織圭、フェデラー、ナダル、ジョコビッチなどテニスニュース満載。全豪オープン、ウィンブルドン、全仏オープン、全米オープンなどテニス大会特集も!

- 国内最大の総合テニス専門サイト -

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

ストザーがセリーナ破りメジャー初制覇◇USオープン

テニスのグランドスラムであるUSオープン(アメリカ/ニューヨーク、ハード)は大会14日目の11日、センターコートで行われた女子シングルス決勝は、第9シードのS・ストザー(オーストラリア)が第28シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)を6-2, 6-3のストレートで退け、自身初となるグランドスラム優勝を成し遂げて幕を下した。

2度目のグランドスラム決勝で悲願のタイトルを獲得したストザーは「まだ言葉がありません。この大会に勝ったことが、まだ信じられないのです。あのコートに立ち、今日のようなプレーが出来たことが、信じられない感覚です。そういうプレーをしたいと望んでいたことが、実際に出来たことが信じられません。」と、喜びを語った。

試合開始から強力なグラウンドストロークで試合をコントロールしたストザーは、オーストラリア人女性としては1980年のE・グーラゴン=コーリー(オーストラリア)以来となるメジャーチャンピオンとなった。

これまでのキャリアを通し、ツアー決勝では2勝7敗という戦績であったストザーが今大会を制したことで、今年のグランドスラム女子シングルスでは、全仏オープンのN・リー(中国)、ウィンブルドンのP・クヴィトバ(チェコ共和国)に続き3大会連続でグランドスラム初優勝となった。

「彼女は本当に良いプレーをしていました。彼女はあれほど良いプレーをしたことがないと思います。」とセリーナ。「もしかしたらあるかも知れませんが、私は彼女があれほどのプレーをしたのを見たことがありません。」

今大会がキャリア通算3勝目となった27歳のストザーは、試合を通して堅実かつ積極的なプレーを展開、20本のウィナーを決めつつも凡ミスは12本しか犯さなかった。対するセリーナは、25本もの凡ミスを犯していた。

ストザーにとってキャリア最大の勝利となったこの試合、第2セット開始早々に会場がブーイングで包まれる一幕があった。

第1セットを落とし、第2セット第1ゲームからブレークピンチに直面したセリーナは、フォアハンドを強打するとポイントを確信して「カモン!」と叫び声を上げてしまうが、その声がストザーの返球を妨害したとしてポイントがストザーのものになり、ストザーのサービスブレークとなっていた。

怒りが冷めやらぬセリーナは、チェンジオーバーの間にも主審に抗議を続けていた。2年前の準決勝では、ラインパーソンに暴言を吐き1万ドル以上の罰金を科せられていたセリーナは、その後さらに8万2500ドルという史上最高額の罰金を科せられていたが、これには2011年までの執行猶予が設定されていた。

試合後の会見でこの件について聞かれたセリーナは「何を言ったかすら覚えていません。とても感情的になっていました。ユーチューブで確認するかも知れません。」とコメントしている。

マッチポイントでストザーがリターンエースを決めたあと、ストザーを抱擁して祝福したセリーナであったが、主審との握手は拒否していた。

また試合後の表彰式でセリーナは「ウィナーを決めましたが、カウントされませんでした。結局それは関係ありませんでした。サムが本当に良いプレーをしていました。」と、この日の敗戦を受け入れていた。

その一方、グランドスラム13勝を誇るセリーナに対し、この日がキャリア2度目のメジャー決勝の舞台だったストザーは「間違いなく勝ち目が薄いと思っていました。」と試合前の心境を明かしている。

1987年に30歳で優勝したM・ナブラチロワ(アメリカ)以来、最年長で今大会を制したストザーは、そのキャリアの前半はダブルスのスペシャリストとして活躍しており、グランドスラムのシングルスでは2009年の全仏オープンでベスト4に進出するまで、3回戦が最高成績だった。

2008年4月にライム病による9ヶ月の休養からツアー復帰を果たして以来、ストザーは劇的にプレーを向上させており、2年前には149位だった世界ランキングもこの月曜日には7位まで上昇する見込みとなっている。

「必ずしもセカンドチャンスが手に入るとは限らないことに気付かされました。」とストザー。「全てのチャンスを生かしたかったですし、今ではそれを実現することが出来ました。」

(2011年9月12日13時31分)

その他のニュース

8月16日

伊藤あおい ベストショット候補に (16時12分)

西岡良仁 初戦は元世界10位に決定 (14時38分)

世界1位と2位が同日に敗退 (13時39分)

【告知】アルカラスvsズべレフ (11時13分)

世界1位撃破し初のベスト4 (10時47分)

ズベレフ 世界6位に完勝で4強 (9時59分)

アルカラス4強「過酷な状況、大好き」 (8時31分)

【1ポイント速報】ズベレフvsシェルトン (8時01分)

望月慎太郎 第4シード撃破し4強 (7時50分)

8月15日

深夜試合→中1日で午前11時開始に苦言 (15時16分)

予選勝者が金星連発の快進撃で4強 (13時40分)

野口莉央 ワウリンカにストレート負け (11時07分)

9連勝で8強「ハングリーな気持ち」 (10時22分)

望月慎太郎 快勝で8強 (9時03分)

シナー BIG4に続く連勝記録で4強 (8時24分)

世界3位ズベレフ 日本戦は不参加 (7時32分)

8月14日

なぜ?勝利直後にラケット破壊 (15時25分)

アルカラス8強「最高の試合した」 (14時26分)

予選勝者が世界4位破る大金星 (13時31分)

45歳ヴィーナス WCで全米OP出場 (11時15分)

世界1位 37歳ベテラン退け8強 (9時58分)

ズベ マスターズ勝利数で歴代10位タイ (8時56分)

トゥロター 19歳新星下し初戦突破 (7時54分)

8月13日

リオ五輪金プイグ 第1子誕生を発表 (15時35分)

3時間半死闘制し逆転勝ちで16強 (14時47分)

青山修子組 マッチポイント逃し敗退 (13時34分)

錦織圭の現状は「不安に思ってない」 (12時32分)

錦織圭ら 日本代表5選手が決定 (12時04分)

アルカラス 今季最多50勝到達 (9時49分)

望月慎太郎 ストレート勝ちで2回戦へ (8時44分)

島袋将 西岡良仁下し初戦突破 (7時46分)

【動画】笑うしかない!今週のベストショットにノミネートされた伊藤あおいの超絶フォアハンドスライス! (0時00分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る
ウインザーラケットショップ

>>動画をもっと見る<<




テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!