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男子テニスツアーのマスターズ1000シリーズである上海マスターズ(中国/上海、賞金総額324万ドル、ハード)は日曜日に決勝戦を行い、第4シードのA・マレー(英国)が第3シードのR・フェデラー(スイス)に6-3, 6-2で圧勝し、見事にタイトルを手にした。これが今季2勝目となったマレーは、優勝賞金61万6500ドルを獲得した。
マレーはミスの多いフェデラーにつけ込み、サービスを4度ブレークすると、6度のブレークポイントを凌ぎ、元世界王者を一蹴した。またマレーは、フェデラーの3本を上回る6本のサービスエースを放っていた。
今大会では全試合をストレート勝ちで優勝したマレーは、これでフェデラーとの対戦成績を8勝5敗とした。マレーはフェデラーを得意としており、これで最近の2試合でも2連勝をマークした。6-3, 6-2というスコアは、これまでの2人の対戦では最も一方的なものだった。
試合後、マレーは「フェデラーに挑戦するのは好きなんだ。彼に恐怖心を抱いていない。彼のプレースタイルが自分に合っているのかどうかは分らないけど、彼とプレーした際に自分の最高のプレーができたことが何度かある。」と話した。
一方、フェデラーは今大会で決勝に進んだことで、N・ジョコビッチ(セルビア)を抜いて再び世界ランク2位に浮上する。フェデラーは今大会で優勝すればATPツアー通算64勝をマークし、歴代4位としてP・サンプラス(アメリカ)の記録に並ぶところだった。
フェデラーは準々決勝でR・ソデルリング(スウェーデン)を、準決勝ではジョコビッチを順調に下していたが、決勝では特にフォアハンドにミスが多かった。
その象徴的場面が第1セットの第1ゲームだった。フェデラーはフォアで3本のミスを犯すと、ダブルフォルトを1本放ち、いきなりブレークされてしまう。
その後、5-3の場面で再びマレーがブレークに成功し、第1セットを6-3で先取する。最後はフェデラーが甘いドロップショットを放ち、マレーがオープンコートにフォアでエースを決めた。
マレーは「サービスキープが楽だった。サービスからの攻撃をうまく防ぐことができた。キックサーブにスライスサーブ、そしてフォアへのサービスをうまく織り交ぜた。」と作戦を明かした。
第2セットではフェデラーに4度のブレークチャンスがあったが、マレーはコースをうまく狙ったサービスでいずれもかわした。一方のフェデラーは、同セットだけでサービスを2度ブレークされると、万事休す。そのままマレーが試合に終止符を打った。
フェデラーは「大事なショットを繰り返しミスってしまった。それで自信を失い、どんどん厳しい場所を狙うようになっていった。彼は良いプレーをしていたし、自分のプレーにはがっかりしている。」と肩を落とした。
両者は8月のトロントの大会決勝でも対戦しており、そのときもマレーが勝って今季初優勝を決めていた。しかしマレーはその後、調子を落としており、全米オープン(3回戦敗退)を含む3大会で早期敗退を繰り返していた。
マレーは今大会の3回戦に勝利したことで、トップ8選手のみが出場できる来月末のロンドンでの最終戦への切符を手にしていた。これまでR・ナダル(スペイン)、フェデラー、ジョコビッチの3人が出場権を手にしており、これで残る空席は4人分となった。
フェデラーはUSオープン準決勝でジョコビッチに負けた後は大会に出ておらず、今大会が久しぶりのトーナメント出場となっていた。フェデラーは今季2勝しており、年初には全豪オープンで優勝している。その時は決勝でマレーを下してのタイトル獲得だったが、今大会ではその勝利を再現することはできなかった。
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