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テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会9日目の26日、男子シングルス準々決勝2試合が行なわれ、第5シードのA・マレー(英国)が、ディフェンディング・チャンピオンで第2シードのR・ナダル(スペイン)に対し6-3, 7-6 (7-2), 3-0とリードした場面でナダルが棄権、マレーが準決勝進出を果たした。
右ヒザの怪我により無念の途中棄権となったナダルは「アンディは最初のグランドスラムを勝つのにふさわしいと思うし、そうなると思うよ。彼には良いチャンスある。1つ目は、彼が良いプレーをしているということ。2つ目は、彼がすでに準決勝に進出していること。あと2試合だけだよ。」と勝者にエールを送った。
試合後の会見でナダルは、試合を続けることにより身体にダメージを与えることでツアーから離脱するリスクを回避する目的があったようだ。「昨年と似ている感じだ。試合に勝つのは不可能だったよ。」と、ナダルは痛みについてコメントした。
意外な形で勝利を収めたマレーは、準決勝で第14シードのM・チリッチ(クロアチア)と対戦する。チリッチは、第7シードのA・ロディック(アメリカ)を7-6 (7-4), 6-3, 3-6, 2-6, 6-3のフルセットで下し、自身初のグランドスラム4強入りを決めている。
試合を振り返ったマレーは「いつ彼が膝を痛めたのか分からなかったけど、自分としては良いプレーだった。試合が終わったとき、勝ち進む資格はあると思うよ。」と自らのパフォーマンスには満足している様子。
またマレーは「彼にはUSオープンでストレート負けしているからね、ちょっとリベンジしたいと思う。今夜の様なプレーをすれば、良いチャンスがあると思う。決勝に進むチャンスを掴みに行くよ。」と、チリッチとの準決勝が待ちきれない様子だった。
チリッチと対戦した元王者のロディックは、第3、第4セットを取り返し試合を振りだしに戻したものの、ファイナルセットではチリッチに2度のブレークを許し万事休す、3時間50分のマラソンマッチの末に力尽きた。
試合を通して右肩の怪我に悩まされていたロディックは、日曜日に行なわれたF・ゴンサレス(チリ)との4回戦から違和感を感じており、月曜日には練習しなかったことを明かした。
「トレーナーによると、首の下あたりに原因があるらしい。第1セットの終盤ぐらいからしびれて感覚がなかったけど、強くボールは打てていた。問題はコントロールだけだったんだ。」
ロディックは昨シーズン終盤2ヶ月を膝の怪我のために棒に振っているが、今回の怪我については長引かない様子。「その点については問題はない。神経が圧迫されているとか、何かが切れているかも知れないけど、長くかかる怪我とは思っていない。適切な予防をして検査するだけだよ。」とコメントを残している。
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