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ジョコビッチとダビデンコが決勝進出◇男子ツアー最終戦

男子テニスのツアー最終戦であるテニス・マスターズ・カップ(上海/中国、賞金総額445万ドル、ハード)は15日、シングルス準決勝を行い、第4シードのN・ダビデンコ(ロシア)が、第3シードのA・マレー(英国)を7-5, 6-2のストレートで下し、見事に決勝進出を決めた。

準決勝は試合開始当初から激しい打ち合いとなり、最初の3ゲームだけで25分を要した。

しかし、第1セット6-5の場面からブレークに成功したダビデンコが、7-5でセットを先取に62分で成功した。第2セットでもその勢いを維持したダビデンコは2度のサービスブレークに成功、試合に終止符を打った。

金曜日にR・フェデラー(スイス)を倒していたマレーは、「(フェデラーという)史上最強の選手を倒したんだから、悔いはないね。彼に勝ったことは、今大会のような大きな大会で優勝したのと同じくらい価値がある。」と、準決勝の敗退をそれほど気にしていないようだった。

「理想を言えば、彼(フェデラー)を簡単に倒して、準決勝のためにエネルギーをとっておければよかった。でも負けたくなかったから、110%の力を出したし、それでよかったと思う。他の選手はそうしなかったかもしれないけど、僕は自分のプレーに満足している。」

「言い訳はしたくない。彼(ダビデンコ)のプレーの方がよかった。また僕自身、疲れていた。ベストは尽くしたけど、疲労感があった。彼はタフな選手で、ミスもなく、タイミングも早いから、このような状態では勝てない。走らされてしまった。」

マレーは今季、11位からスタートしたが、最終的には4位までランキングを上げた。シンシナティとマドリードの2つのマスターズ大会を制し、また全米オープンでは、決勝でフェデラーに敗れたものの、初めて四大大会で決勝進出を果たした。

一方、勝ったダビデンコは「彼(マレー)は疲れていたみたいだ。(フェデラーと)3時間の試合をした後に、24時間で回復するというのは難しい。」と敗者を気遣った。

「フェデラーのおかげで準決勝に勝てたようなもの。タフな試合だったけど、マレーはとても疲労していて、100%の状態ではなかった。でも、どのボールも諦めずに、いつもの様な感じでプレーをしていたので、驚いたよ。いつもよりミスが多かったようだけど、1時間半、フルにプレーし切っていた。」

一方、もうひとつの準決勝では、今季全豪オープンを制したN・ジョコビッチ(セルビア)が、今大会で波に乗っているG・シモン(フランス)を4-6, 6-3, 7-5のスコアで振り切り、決勝進出を決めた。

この結果により日曜日の決勝は、ジョコビッチ対ダビデンコの組み合わせとなった。

両者は今大会のラウンドロビンの予選で顔を合わせており、そのときはフルセットでジョコビッチが勝っている。

決勝についてダビデンコは「(予選でダビデンコに勝っている)ジョコビッチは自信を持っていると思う。でも今日の彼のプレーはそれほどよくなく、とてもミスが多かった。決勝でもそのような感じであれば、チャンスがある。」と意気込みを語った。

今大会の優勝賞金は62万5000ドル。無敗で優勝した場合は、総額134万ドルを獲得する。

(2008年11月16日12時35分)
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