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マレーが準決勝進出、フェデラーも初勝利◇男子ツアー最終戦

男子テニスのツアー最終戦であるマスターズ・カップ(上海/中国、賞金総額445万ドル、ハード)は大会4日目の12日、予選レッドグループのシングルス2試合が行われ、第3シードのA・マレー(英国)が、第8シードのG・シモン(フランス)を6-4, 6-2のストレートで下し、決勝トーナメント進出を決めた。

今季獲得ポイント上位8選手しか出場できない、今大会に初めて出場している世界ランク4位のマレーは、初戦のA・ロディック(アメリカ)戦に続く勝利、これで同グループ唯一の2勝0敗と2位以上を決め、土曜日に行われる準決勝進出を決めた。

第1セットで、いきなり第1ゲームのシモンのサーブをブレークしたマレーは、続く自身のサービス・ゲームをキープし、第3ゲームでもブレークを奪い、一気に3-0とリードする最高のスタートを切った。第5ゲームでやっと自身のサーブをキープして1ゲームを奪ったシモンは、第6ゲームでブレークバックに成功するなど3ゲームを連取する追い上げを見せたが、第10ゲームをしっかりキープしたマレーが第1セットを先取した。

初戦のロディック戦では、第2セットでいきなりリズムを崩してしまったマレーだったが、この日の第2セットでは、序盤でブレークを奪い3-1とリードすると流れを掴み、ミスが目立ち始めたシモンに対し、一気に5-1までリードを広げ、続くゲームをシモンがキープするも反撃はそこまで。第8ゲームをしっかりキープしたマレーが1時間33分で予選2勝目を飾った。

「彼(シモン)は厳しい相手。第1セットは最後まで集中を切らさないようにしたんだ。5-0とリードできるところを逃してから、ちょっとリズムが彼に行ってしまった。彼を左右へ動かそうと努力していたら、またリズムを崩して行ったんだ。第2セットは彼がミスをし始めてくれて、試合の主導権を握れた。」と、マレーは試合後に語った。

もう1つの試合では、第1シードのR・フェデラー(スイス)が第5シードのロディックを迎え撃つ予定だったが、試合前に足首の負傷を理由に棄権を申し入れたため、世界ランク27位のR・シュティエパネック(チェコ共和国)が急遽代わって出場するも、フェデラーが7-6 (7-4), 6-4のストレートで勝利を飾り、決勝トーナメント進出へ可能性を残した。

この急な出場で、シュティエパネックは自分のラケットもソックスもコンタクトレンズも無く、試合に臨む結果になっていた。しかしフェデラーも、試合後に明らかにしたことだが、前日の火曜日は胃の痛みが激しく全く練習ができずにいたと言う、両者ベストのコンディションではない中での試合だった。

予選最後の試合のマレー戦で勝利すると、決勝トーナメント進出が可能となるフェデラーは、「この最終戦ではいつも好成績を残している。マレー戦次第で準決勝進出が決まる。最高のパフォーマンスをすることが、そこへたどり着く唯一の方法なんだ。」と次戦へと気を引き締めていた。

加えて「今大会は出だしから厳しいものになってしまった。昨日の状態だと、今日は試合ができなかもしれないと思っていたんだ。でも、アンディ(ロディック)の棄権は自分にはラッキーだった。ラデック(シュティエパネック)は、自分のラケットもない状態での試合だし、それも自分にはラッキーだった。明日、胃の回復ができれば、金曜日には奇跡を起こせるはずさ。」と、状況が自分に有利に働いていることを語った。

対するマレーはフェデラー戦について、「もちろん全力を尽くして勝利を狙うさ。そうじゃないと、もしかすると決勝トーナメントでも対戦する可能性が出てくる。1週間に2回も彼と対戦はしたくないからね。今大会でも彼はベストプレーヤーには変わりないからさ。」と、気合を入れ直していた。

今大会の優勝賞金は62万5000ドルで、無敗で優勝した場合は、総額134万ドルを手に入れる。

(2008年11月13日10時15分)
ウインザーラケットショップ

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