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女子国別テニス対抗戦のフェドカップの決勝、スペイン対ロシアの対戦がスペインのマドリッドで、現地時間14日と15日に行われる。試合に使用するサーフェスは、クレーコート。
今大会の優勝候補の筆頭であるロシアは、世界ランク7位のS・クズネツォワ(ロシア)と、同9位のV・ズヴォナレーワ(ロシア)という2人のトップ10プレイヤーを擁し、必勝体制でスペインに乗り込んでくる。一方のスペインは、世界ランク29位のA・メディーナ=ガリゲス(スペイン)が、ランキング最高位であり、戦力差は明らか。
1998年以来6度目のフェド杯制覇にあと一歩に迫ったスペインのメンバーは、メディーナ=ガリゲス以下、世界ランク49位のC・スアレス・ナバロ(スペイン)、同87位のV・ルアノ=パスクアル(スペイン)、そして同94位のN・ヤゴステラ=ビベス(スペイン)となっている。
ランキングでは、圧倒的にロシアの後塵を拝しているスペインだが、ホームの大歓声と、スペイン選手が得意とするレッドクレーでの対戦だけに、勝つチャンスがない訳ではない。
メディーナ=ガリゲスとルアノ=パスクアルは、今季の全仏オープンで女子ダブルスを制覇しており、20歳のスアレス・ナバロは、その全仏でシングルスでベスト8に進出する活躍を見せた。
準決勝でアメリカを破り、圧倒的な優勝候補となったロシアの他のメンバーは、世界ランク58位のE・マカロバ(ロシア)と同ランク61位のE・ヴェスニナ(ロシア)となっている。ロシアの他のトップ10選手である、元女王のM・シャラポワ(ロシア)は、肩の故障のために代表を辞退、またE・デメンティエワ(ロシア)とD・サフィーナ(ロシア)の2人は、スケジュールの調整がつかず、決勝には出場しない。
2004年の全米オープン覇者であるクズネツォワは、決して代役として役不足ではない。今年はまだタイトルの獲得こそないが、3度の決勝進出と2度の準決勝進出を果たしており、全仏オープンでもベスト4に名を連ねている。
またズヴォナレーワは、今季4度の決勝進出を果たしており、そしてロシアにとってよい前兆であるのが、クレーコートで行われたプラハ大会で、彼女が今年唯一のタイトルを獲得していること。
試合はまず、土曜日にシングルス2試合が行われ、日曜日に残りのシングルス2試合を行った後に、ダブルス1試合が行われ、先に3勝を挙げた方が優勝となる。
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