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男女共同開催のアビエルト・メキシコ・テルセルは２９日、男子部門の準決勝を行い、今季クレーコート大会を制している２人、第１シードのＤ・ナルバンディアン（アルゼンチン）と第６シードのＮ・アルマグロ（スペイン）がともに勝利し、決勝に駒を進めた。

地元アルゼンチンで行われたテルメックス杯で優勝したナルバンディアンは、Ｌ・オルナ（ペルー）に7-5, 6-1で快勝した。また、ブラジル・オープンを制したアルマグロは、Ｊ・アカスーソ（アルゼンチン）に6-4, 3-6, 7-5で競り勝った。

ナルバンディアンとアルマグロは、昨年末のパリ・マスターズで一度だけ対戦しており、その時はナルバンディアンが6-4, 6-4で勝利して、そのまま優勝を決めている。

女子部門では、第１シードのＦ・ペネッタ（イタリア）と第２シードのＡ・コルネ（フランス）が決勝進出を決めている。

チリで行われたカチャンタン杯（クレー）で、今季初、通算５度目のツアー優勝を果たしているペネッタは、6-4, 6-2で第７シードのＫ・カネピ（エストニア）を退けた。一方のコルネは、Ｊ・クレイバス（アメリカ）に6-2, 6-2で快勝した。

過去２年連続で準優勝に終わっているペネッタは、コルネとは昨年同大会の準々決勝で一度対戦し、7-5, 6-4でかろうじて勝利を手にしている。