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(カナダ、トロント)
ロジャーズ・カップ(賞金総額134万ドル)は19日、ダブルス決勝を行い、第2シードの杉山愛(日本)/K・シュレボトニック(スロベニア)組が、第1シードのC・ブラック(ジンバブエ)/L・フーバー(アメリカ)組を6-4, 2-6, (10-5)で下し、同組として初優勝を飾った。
今年4月からペアを組み始めた杉山とシュレボトニックは、全仏オープンとウィンブルドンで決勝に進んだものの、惜しくも準優勝に甘んじていた。しかし、アメリカのハードコート大会に入ってもその勢いは衰えず、2大会連続でベスト4に進んでおり、3大会目にして念願の初優勝を手にした。
決勝では、ウィンブルドン決勝で敗れたブラック/フーバー組と対戦し、1セットオールで臨んだスーパー・タイブレークでは、100パーセントの確率でファーストサーブを決めた杉山組が主導権を握って、勝負をものにした。
杉山は「私たちのチームはいい感じで試合を始めることが出来た。しかし第2セットでは、相手チームが積極的にネットに詰めてきて、少し手こずってしまった。タイブレークでは、私たちのチームが素晴らしい集中力で毎ポイントに臨んで、勝利をものにできた。」とコメント。
シュレボトニックは「彼女らと対戦するといつもフルセットになる。だから、結果的に勝つことが出来たのは大きい。相手ペアは今季素晴らしい成績を残しているし、そのチームを倒せたから自信がついた。」と語った。
今年最後のグランドスラム大会であるUSオープン直前に最高の勝利を手に出来た杉山組に、四大大会優勝の期待が高まる。
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