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(アメリカ、インディアナ州インディアナポリス)
インディアナポリス・テニス選手権(賞金総額52万5千ドル、ハード)は土曜日に準決勝を行い、世界ランク109位のF・ダンチェビッチ(カナダ)が第1シードのA・ロディック(アメリカ)を6-4, 7-6(7-1)で下し、見事決勝進出を果たした。
ツアー初優勝を狙う22歳のダンチェビッチは第1セットでロディックのサービスを1度ブレーク、また4本あったブレークポイントを全てはね返した。第2セットに入ると、お互いブレークをし合った後、試合はタイブレークへ。 しかし第1セットの勢いを持続したダンチェビッチがタイブレークも大きくリード、見事番狂わせを演じた。
「アンディのような選手と戦うには、試合全体を通してレベルを上げなくてはいけない。自分自身のゲームと、1ポイントごとに集中していった。精神的に冴えていたと思う。」と語るダンチェビッチは、15本のサービスエースを決めるなど、サーブが好調だった。
この勝利により、カナダ人として1995年のG・ルゼッドスキ(英国)以来のツアー決勝進出を決めたダンチェビッチは、同じく1995年のルゼッドスキ以来となるシングルス優勝を狙う。「決勝にこられて嬉しい。決勝でもいいサーブが決まればいいと思うし、それが出来ればいい方向に進むと思う。」とコメントした。
ダンチェビッチの決勝の相手は、S・クエリー(アメリカ)を7-6 (7-5), 6-2で退けたD・ツルスノフ(ロシア)。
ツルスノフとクエリーは、金曜日の雨天ために日没順延となっていた準々決勝も行っており、ノーシードから勝ち上がった19歳のクエリーは昨年覇者のJ・ブレーク(アメリカ)を7-6 (10-8), 6-7 (4-7), 7-6, (7-4)の大接戦の末に倒し、初のツアー準決勝進出を決め、第3シードのツルスノフは日本期待の錦織圭(日本)を6-1, 6-4で下し、最近の5大会で3度目の準決勝進出を決めていた。
今大会の優勝賞金は7万3千ドル。
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