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（スウェーデン、ボースタード）

カテラ・スウェーデン・オープン（賞金総額４８万５千ドル、クレー）は金曜日に準々決勝を行い、第２シードのＤ・フェレール（スペイン）がＧ・シモン（フランス）を6-1, 6-0のスコアで一蹴し、見事ベスト４入りを決めた。

第１シードのＴ・ロブレド（スペイン）が月曜日の１回戦で敗退したため、現在最も高いシードとなっているフェレールは、木曜日のＮ・マス（チリ）戦ではフルセットの戦いを強いられていたが、準々決勝ではわずか１ゲームしか落さず、過去２度クレーの大会で優勝している強さを見せ付けた。

自身３度目、昨年の７月のシュトゥットガルトの大会以来のツアー優勝を目指す２５歳のフェレールは、準決勝で第５シードのＦ・ボランドリ（イタリア）と初対戦する。ボランドリは準々決勝でＯ・ロクス（ベルギー）を6-1, 6-2と圧勝しての勝ち上がり。

今大会でベスト４に進出したスペイン人選手は３人を数えるが、そのうちの１人となったフェレールは今季クレーコートでは１４勝５敗の成績を挙げている。そのフェレールは「簡単なこと。クレーは僕たちにとっては庭なのさ。僕らはクレーの試合が好きなんだ。」と同胞選手たちの活躍ぶりについて述べた。

ドローのトップハーフでは、第４シードのＣ・モーヤ（スペイン）が第６シードのＲ・ソデルリング（スウェーデン）を6-2, 6-4で下し、ベスト４入りを決めた。これでソデルリングとの対戦成績を２勝０敗としたモーヤは「今週は堅実なプレーができている。今日のテニスは今週最高のプレーだった。」と話した。

モーヤは今季まだ優勝はないが、１９９５年以降ツアーで毎年優勝を飾っており、今年はシドニーとアカプルコの大会で決勝に進出している。準決勝では、Ｌ・オルナ（ペルー）を7-5, 6-4で下し、４月のスペイン・バルセロナのクレーの大会での優勝以来初めての準決勝進出を決めたＮ・アルマグロ（スペイン）と対戦する。
モーヤは過去アルマグロに２戦２勝で、２月のアカプルコの大会の準々決勝でもストレート勝ちを収めていた。

今大会の優勝賞金は７万６千ドル。